日本は集団意識の強い文化なので、
横並び思想を持った人が非常に多いです。
「みんな同じ」であることを重んじるため、
そこから外れる人に対しては厳しい目が向けられます。
周りの人を差し置いて自分だけ優先すると白い目で見られ、
「ジコチュー」と批判され攻撃される傾向があります。
欧米の国は個人主義なのでこういったストレスは少なく、
周りの目を気にせず好きなように生きている人が多いです。
日本人は全体的に「疲れている」印象の人が多いですが、
欧米の人はみな楽しそうに見えます。
「足並みを揃えないといけない」という集団意識が
フラストレーションになっているというのも大きいでしょう。
これからは「個」の時代になっていくので、
旧来の価値観(集団意識)で生きていると、
ますます苦しくなっていくと思われます。
心が満たされない人々
一般的に「自分を大切にすること」は良くないことだと考えられています。
それは集団意識が強く根付いているからであり、
自分を大切にすること=ジコチューと見なされるからです。
自分を大切にできない=心が満たされないということなので、
心が貧しい人が増えていくことになります。
その結果、周囲の人々に悪影響を与える人が増えてしまいます。
怒鳴ったり、誹謗中傷したり、イライラをぶつけたり。
些細なことでキレてしまうのは、
心が満たされていないからです。
それによって、その相手の心まで疲弊してしまいます。
そして、その負の連鎖がどんどん広がっていき、
心が疲弊した人が増えていくわけです。
キレやすい人は社会的地位が低い
「キレやすい人は社会的地位が低い」と言われています。
昔の僕はこの言葉の意味がわかりませんでしたが、
今はこの言葉がとても腑に落ちています。
キレやすい人は自己管理ができていないし、
社会に悪影響を与える人だからです。
自己管理ができている人=自分を満たすことができる人は、
キレることがほとんどありません。
キレるという行為によって周囲の人の心を疲弊させます。
キレやすい人ほど他責的な人が多いです。
「他人のせい」と考えてしまうと、
どうしても怒りの感情が湧いてきてしまうことがあります。
「すべて自己責任」の意識で生きていれば、
そういったことは起こりません。
自分を大切にすることは社会貢献である
人を幸せにしたいのであればまずは自分が幸せになること。
自分の心が満たされていないと、
他人に親切にすることは難しくなります。
心が満たされている人は、
他人に優しく接することができるし、
他人の人生を応援することもできます。
心が満たされていないと、
他人の不幸を喜び、他人の成功の足を引っ張ろうとします。
自分を大切にしている人は、
自分のことを好きになれるし、
自分に対して自信を持つことができます。
そして、自分の強みを活かして他人を助けることができます。
つまり社会貢献です。
まとめ
それぞれの個人が自分を大切にすることができれば、
皆ハッピーな世界を作ることができます。
他人に何を言われようと、まずは自分を大切にしてください。
自分を殺して他人に合わせることが、
社会にとっての幸福であるとは言えません。
個の時代にその価値観は通用せず、
むしろ心がより一層貧しい人が増えるだけです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。