昨日に引き続き潜在意識の話になります。
まず潜在意識には個人的無意識と集団的無意識というものがあります。
集団的無意識というのは、我々人間含む地球上の生物は心の深い部分でつながっているという意識のことです。
虫の知らせという言葉がありますが、これも集合的無意識のことですね。
「会いたくないなぁ」なんて考えていた人とばったり会ってしまうようなことがありますが、それも集合的無意識によるもののようです。
また集合的無意識が「争い」になっている時には戦争が起こり、
「調和」の無意識でつながっている時は平和に向かいます。
個人的無意識は僕たちの経験や知識など莫大な量の情報が格納されている場所のことです。
テスト中に答えをド忘れしてしまい、終わってから思い出すというようなことがありますが、あれは潜在意識がテストが終わってからも答えを探し続けていたために、忘れたころに思い出しているのです。
ちなみに思い出そうと必死になっている時は顕在意識(意識できる意識)を使っています。
ある問題に対し答えを探すと、潜在意識は答えを探し(検索)続けます。
ある日突然いいアイディアがひらめくのは、潜在意識がその答えを見つけたためです。
ですから自分の欲しい答えを潜在意識に投げたら、突然出てきた答えを逃すことがないように注意深く自分の思考を観察しておく必要があります。
天才的なひらめきをする人がいますが、あれは超意識と呼ばれるエリアにアクセスすることができた人に起こります。
個人的無意識のデータベース(自分の経験、知識)にない情報にアクセスし、神がかり的なアイデアをひらめくことができるのです。
では潜在意識を上手に活用するにはどうすればいいのか、それは昨日お話した潜在意識の性質をしっかりと理解しておく必要があります。
①潜在意識は善悪の判断がない(肯定形、否定形を区別しない)
物事を良い、悪いで判断することがありますが、そういう判断をするときは顕在意識を使っています。
潜在意識は善悪を判断することができません。
言葉に関しても肯定形、否定形を認識することができませんので、
言葉遣いには細心の注意を払う必要があります。
例えば「貧乏になりたくない」と思ったら、否定形の部分を認識しませんので、
「貧乏」を潜在意識が引き寄せてしまうというようなことです。
②潜在意識は誰に向けた言葉かを区別しない
人の悪口を言わないほうがいいのは、単に見苦しいからというだけではありません。
潜在意識にもマイナスな影響を与えてしまうためです。
例えば「あいつはバカだ」とあなたが言えば、潜在意識は「誰」の部分を区別しないので、「あなたがバカになりたがっている」と解釈してしまうのです。
③潜在意識には時間的認識がない(過去・現在・未来の区別がない)
過去のネガティブな出来事を思い出して嫌な気分になっていると、
潜在意識はそれが「今」だと解釈し、嫌な出来事を引き寄せてしまいます。
過去の出来事はかえられませんが、意味づけや解釈は変えれます。
過去にあった嫌なことが頭をよぎった時は、
「ネガティブな出来事にも必ずポジティブなギフトがあるので、
その出来事によって得ることができたプラスは何か」と常に考える癖をつけたほうdがいいです。
潜在意識には無限の可能性があります。
この部分に巣食っている自分の可能性を制限するメンタルブロックを取り除くことができれば、僕たちはどんな願望も実現することができます。
メンタルブロックの記事はこちらです。
thepowerofsubconsciousmind.hatenablog.com
本日は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。