潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

お金が喜ぶ使い方・お金を遠ざける考え方



この世の中に存在するすべての商品やサービスは僕たち人間を豊かにするために存在します。

スーパーに並ぶ商品たち、服や靴、インターネットに公共サービスなど、すべては誰かが我々を豊かにするために作り出したものです。

 

特に食べ物に関しては動物なり植物が自らの命を差し出してくれていることをつい忘れてしまいがちです。

 

例えばスーパーで賞味期限が切れそうになっている商品が割引になっていたとします。

このままでは誰も喜ばせることができないまま、廃棄されて消えていくことになります。

 

もしそれを買ってあげたら商品は絶対に幸せなはずです。

それを売っているお店の人、その商品を作った人もうれしいと思います。

そしてそういうお金の使い方をしてあげることができたら、お金もきっと喜びます。

 

同じものを買うにしても、安くなっているからという理由だけで買うのか、それとも誰かを豊かにしようという気持ちで買うのか、という思考の違いだけでその行為のもつ意味は大きく変わってきます。

 

誰かを喜ばせたいという気持ちでお金を払った時の自分の気持ちは豊かな状態であるはずです。

 

もちろん、だからと言って要らない物まで買いなさいということではありません。

もしちょっとでも買ってもいいかな、と思えるものがあるならば、たまにはこういうお金の使い方をするのもいいかもしれません。

金額の問題ではないので、安価なもので大丈夫です。

 

お金そのものも僕たちを豊かにするためにやってきます。

 

今日、家族でファーストフード店で食事をしていた時のことです。

カナダのファーストフード店には、プレイグラウンド(子供が遊ぶエリア)が併設されているところも多く、5歳の息子がそこで遊んでいた時に別の家族がやってきて子供の誕生日パーティーを始めました。

 

こちらでは親族や友達を招いて誕生日パーティーをするのはごく一般的で、たまたまその場に居合わせた子供にもGoody bagと呼ばれる小さなギフトをあげることがよくあります。

うちの息子もGoody Bagをもらいました。

 

それからしばらくしてプレイグラウンドで遊んでいた息子が小銭を持って、僕と妻のいるテーブルにやってきました。

 

息子曰く、一緒に遊んでいたその日バースデーの友達からもらった、とのことでした。

そのお金を見るなり「返してきなさい」と妻が息子に言ったのです。

 

息子はその友達にお金を返しにいきました。

 

この対応自体は間違っていないと思います。

 

ですが「お金をもらうことはよくないこと」という意識を持つことは、自分に対してお金がやってくることを許可していないということになります。

 

お金は人間を喜ばせるためにやってくる。

ですがお金を受け取りたくないというこの対応は、まるで汚物でも受け取ったかのような印象を受けました。

 

今回のように小さな子供同士の場合はお金の価値もわからないので、必ずしも

本当にあげるつもりだったかもわからないので、本当にもらっていいのか確認することは必要だと思います。

 

誰かからお金をもらったり、タダで何かをもらった場合、大抵の人は反射的に受け取りを拒否します。

その裏側には「お返しをしなければならない」といった心理があります。

 

時には見返りを求めて何かをくれる人もいますが、

その人は「喜んでほしくて」何かをプレゼントしてくれるのです。

だから「ただただ感謝して喜んであげる」ことが一番のお返しになります。

 

特に現金だったり高価なギフトをくれる裕福な人というのは、経済的に豊かであるので、わざわざお返しをもらわなくても自分で買うことができるわけです。

だからお返しをもらうことよりも、喜んでもらえることのほうが嬉しいわけです。

 

明らかに怪しいお金や物の場合は受け取らないほうがいいので、そこの見極めは必要ですが、「お金だから」とか「高価なものだから」という理由で即座に受け取りを拒否してしまうと、お金もギフトもやってこなくなります。

 

お金の立場で考えてみれば、喜んでほしくてその人のところに行ったのに、受け取りたくないという態度で拒否されてしまったら、もうその人のところに行こうとは思いませんよね。

 

お返しをすること自体はいいことですが、「お返しをしないといけないから」という理由でやってきたギフトを拒否するのは、自ら富を遠ざけることになってしまいます。

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。