イライラすることが多い人は、
外側の世界を変えようとしている可能性が高いです。
出来事や結果を「自分の思い通りにしたい」という思いが強ければ強いほど、
イライラする機会が増えてしまいます。
流れに身を任せて「なるようになる」という思考で生きていると、
うまくいかないことがあっても落ち着いていられます。
僕たちがコントロールできるのは自分自身だけ。
外側の世界の出来事をコントロールしたいと考えることは、
物事に執着しているのと同じ状態です。
僕たちは外側の世界をコントロールできていると思い込んでいますが、
実際は自分自身の変化によってもたらされる結果が変わっただけです。
結局のところコントロールしているのは外側の世界ではなく、
自分自身であるということです。
内的変化→外的変化
すべての出来事は内的変化によりもたらされます。
外側の世界の出来事や結果を変えたいのであれば、
意識を向けるべきは自分自身です。
例えば、猛勉強して難関大学に合格したとします。
一見すると自分の頑張りによって外側の世界の結果を変えたように思えますが、
結局のところ自分が変化したことでもたらされる結果が変わっただけです。
すべての出来事は同じ仕組みで起こっています。
僕たちが外側の世界を変えたのではなく、
自分自身が変わったから結果が変わっただけです。
外側の世界に意識を向けるとイライラする。自分自身に意識を向けると心が安定する
外側の世界に意識を向けるとイライラすることが増えます。
なぜだと思いますか?
外側の世界は自分でコントロールすることができないからです。
コントロールできないものに意識を向けるとイライラするのです。
他人が自分の思い通りに動かなかったら、
もどかしい気分になりますよね?
自分で車を運転してるときと、
他人が運転してる車に乗ってるときをイメージしてみてください。
自分が運転してるときにもどかしい気分になることはありませんが、
他人の運転する車に乗ってるときはもどかしさを感じることがあるはずです。
先ほどもお伝えした通り、
僕たちは外側の世界をコントロールしてるわけではありません。
だから、外側の世界を「思い通りにしたい」と思うと、
イライラすることが増えてしまうのです。
すべての出来事の原因は自分にあります。
仮に不慮の事故に巻き込まれた場合であったとしても、
その日その場所に行くという選択をしたのは自分自身なのです。
そう考えると心がとても楽になります。
すべての出来事の原因は自分にある
↓
自分が変われば出来事が変わる
↓
自分自身は自由にコントロールできる
からです。
意識を向けるのは自分だけでいいです。
自分が変われば欲しい結果は後からついてきます。
自分が変わらないと現実も変わらない
今までの話からわかることは、
自分が変わらないと現実も変わらないということです。
多くの人は時間の経過とともに人生が変化すると思っていますが、
時間の経過で現実が劇的に変化することはありません。
今の自分のまま変化しなければ、
5年後も10年後も今とほとんど変わらない現実を送っているはずです。
自分は何もしないのに未来に淡い期待を抱いている人も多いですが、
残念ながらそういうミラクルは99%起こりません。
この宇宙には因果法則が働いているからです。
原因(自分の変化)がなければ結果(望む現実)は得られないのです。
もし未来の人生を素晴らしいものにしたいのであれば、
自分自身が変わらなければなりません。
まとめ
物質世界ばかりに意識を向けると苦しくなります。
自分自身だけに意識を向けていれば、
余計なことに心を惑わされることがなくなります。
そして、望む現実も自分自身に意識を向けることで得られるのです。
他人の言動にイライラすることがあるかもしれませんが、
それは自分が「イライラする」という選択をしたからそうなってるだけです。
要するに自分自身にすべての原因があるということです。
したがって自分自身に意識を向ければ、
他人にイライラすることもなくなるということです。
意識は常に内側へ向けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。