僕たちは普段外側の世界ばかりに意識を向けていて、
自分の内側に意識を向けることはほとんどありません。
めまぐるしく変化しつづける世界を生き抜くためには、
外側の世界に意識を向けるだけで精いっぱいだからです。
「1日5分も自分と向き合う時間を持っていない」
という人も多いのではないでしょうか？
僕自身もほとんど自分と向き合う時間が持てていませんでした。
あまりにもやるべきことが多すぎて、
それらをこなすだけで精一杯でした。
成功を掴み幸せな人生を送りたいのであれば、
自分と向き合う時間を持つことは不可欠とも言えます。
自分と向き合う時間の重要性
人それぞれ個性や価値観が違います。
何に喜びを感じるかは人それぞれ違うわけです。
その答えは自分の内側にしかありません。
自分にとっての幸せがわからなければ、
絶対に幸せになることはできません。
それがわからないからこそ、
他人の考える幸せを自分の幸せと勘違いしてしまうのです。
世の中すべての人が「お金持ち＝幸せ」と考えているわけではないですよね。
お金持ちになったとしても、
忙しくて自分や家族との時間が取れなかったら嫌だという人もいます。
経済的豊かさを手に入れる事よりも、
自分の好きなことに没頭することに喜びを感じる人もいます。
人間は幸せになるために生きています。
自分と向き合う時間を持つことは、
自分が生きている意味や目的を見つける重要な作業であると言えます。
内的成功→外的成功
名著「７つの習慣」にも書かれていることですが、
内的成功が先で外的成功は後という順序で起こります。
先に外的成功が訪れることはありません。
別の表現に置き換えるならば、
「在り方が先、結果が後」であるということです。
頑張っても頑張っても成功できないのは、
内的成功を無視して外的成功ばかりを追いかけているからかもしれません。
自分をコントロールできない人が、
成功できるわけがありませんよね。
自分のことが理解できていなければ、
自分の能力を最大限に発揮することはできません。
自分のことを理解しないまま生きることは、
操縦方法のわからない乗り物を運転するようなものです。
内的成功を起こすためには自分と向き合う必要があります。
潜在意識は何でも知っている
潜在意識は超意識と呼ばれる全知全能の領域があり、
すべての人類は超意識でつながっていると言われています。
歴史に名を残すような偉人や、
イノベーションを起こすような人々は、
この超意識からインスピレーションを得ていると考えられます。
超意識は何でも知っています。
この領域にアクセスすることができれば、
どんな問題でも解決することができます。
意図してこの領域にアクセスすることは難しいですが、
少なくとも外側ばかりに意識を向けている人は、
絶対にアクセスすることはできません。
自分と向き合い良質な質問を投げかけつづけると、
あるときふと答えが降りてくることがあります。
うまくいかないときは自分との対話時間
人生には波があるので、
必ずうまくいかない時期というのが訪れます。
うまくいかない出来事に翻弄されるのではなく、
そういうときこそ自分と向き合う必要があります。
もし感情が乱れてしまったのであれば、
なぜ感情が乱れてしまったのか問いかける。
心がボロボロになってしまったのであれば、
励ましの言葉をかけて全力で応援する。
うまくいかない時期こそ、
自分と対話し自分を見つめ直す良い機会です。
まとめ
短い時間でいいので、
毎日自分と向き合う時間を持つようにしてみてください。
もう一人の自分との対話を楽しみ、
良質な質問を投げかけてみてください。
すぐに答えが見つかるわけではありませんが、
ふとしたときにその答えが見つかるはずです。
僕たちは物質的には充分満たされています。
代わりに精神的に貧しくなってしまいました。
（全員ではありませんが）
物質的豊かさは精神的豊かさを感じるためのもの。
物質的に満たされていても、
心が満たされていなければ幸せとは呼べません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
