潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

失敗するのが怖いとき 行動できない理由



昨日のブログでは「批判される恐怖」への対処法についてお話いたしました。

 

何か新しいことに挑戦する場合、セルフイメージを高め、批判に対する恐怖を乗り越えたとしても、まだ一歩踏み出すことができないことがあります。

 

「失敗したらどうしよう」という恐怖は常に僕たちに付きまとい、これが大きな心理的ブレーキとなって、行動を起こすことを阻害します。

 もし行動を起こすことができたとしても、常に失敗に対する恐怖を抱えたままなので、

心穏やかでない状態で日々を過ごすことになります。

 

 

 

引き寄せの法則と願望実現の関係

 

引き寄せの法則は潜在意識レベルで感じているものを現実化する法則です。

失敗に対する恐れを抱いていれば、やがてその恐れが現実化してしまいます。

不安や恐怖を感じているときは、波動も重たいですから波動の低いものを引き寄せてしまうことになります。

 

失敗することに対する恐怖を完全に消し去ることはできないかもしれませんが、

少なくとも小さくすることはできます。

 

当たり前ですが、願望実現をするためには行動が伴います。

引き寄せの法則も同じで、行動もせずに思い描いた現実を引き寄せることはほぼ不可能と言えます。

 

メンタルブロックを取り除く方法 

 

一般的な願望実現の方法は、努力ややる気などいわゆる「アクセル」の部分ばかりが重要視されていますが、実はアクセルよりも「ブレーキ」のほうが願望実現においてははるかに重要になります。

 

顕在意識(意志)が3%に対し潜在意識(感情)が97%であることからわかるように、

顕在意識でどんなに強く願ったとしても、潜在意識の中に抱えている心理的ブレーキのほうが圧倒的に大きいので、願望を実現するのが困難になってしまいます。

 

ですから行動を起こすためには失敗というものに対する恐れ、すなわちメンタルブロックを取り除く必要があります。

 

ではどのようにして失敗に対するメンタルブロックを取り除くのか?

その答えは「失敗に対するビリーフ(観念・思い込み)を変えること」です。

thepowerofsubconsciousmind.hatenablog.com

 

 

そのためには失敗というものの存在について掘り下げて考える必要があります。

 

「失敗」の本質的意味

 

僕たちの多くは「失敗=ダメなもの」と教えられて育ちました。

ですが実は失敗とは「成功に至るまでの過程」でしかないのです。

 

例えばあなたがプロ野球選手になりたいと願ったとします。

必死に練習に打ち込んだ努力も空しく、甲子園に出場できずに高校野球を引退することなりました。

 

成功する人はこの経験を活かして、プロ野球選手になるために自分の能力を高める努力をします。

それに対し失敗する人というのは、「もうプロ野球選手になる道は途絶えた」と悲観し、諦めてしまいます。

 

人生に起こる出来事は解釈と意味づけで何とでも捉えることができます

甲子園に出場できなかったという結果を「失敗」ととらえるか「過程」ととらえるかは自分の選択次第でどうにでもできるのです。

 

野球には詳しくありませんが、大学野球や社会人野球からプロになることもできるでしょうし、それでも無理なら野球後進国でプロになる道もあるかもしれません。

 

結果に執着せず失敗を失敗と考えない人は、こういう視野が見えるようになります。

 

ビジネスでも同じ考えができます。

あなたが起業をしたとして、ビジネスが上手くいかず負債を抱えてしまったとします。

そこでビジネスを諦めてしまえばそれで終わりですが、そのまま続けていたらひょっとしたら業績が上向き、負債どころか莫大な利益がでるかもしれませんね。

 

失敗という結果は軌道修正するためのプロセスでしかありません。

 

とは言っても負債が大きすぎれば経営を諦めざるを得ないではないか、という意見も当然あると思います。

そのビジネスでは失敗したかもしれませんが、その経験をもとにまた別のことに挑戦すれば、失敗という経験が財産になるかもしれません。

 

説明が長くなってしまいましたが、僕がいいたかったのは「失敗=ダメなもの」という思い込みを捨てれば、失敗に対する恐怖が小さくなるということです。

 

他人軸で生きるのをやめる

 

僕たちが赤ちゃんの頃は失敗の連続でした。

それでもあきらめずに寝がえりを打ったり、立って歩いたり、言葉を話したり、少しずつ成長していきます。

その時は否定的な言葉どころか、むしろ失敗体験も称賛されていたはずです。

だから赤ちゃんは失敗に対する恐怖なんか微塵も持ち合わせていないのです。

 

それがいつからか、勉強ができないとダメ、スポーツができないとダメ、ルックスがよくないとダメ、などの価値観を植え付けられていくうちに失敗することに恐怖を感じ、行動することを躊躇するようになってしまいます。

 

ですがそれらの価値観はすべて他人基準です。

他人軸で生きているうちは人生が軽やかになりません。

他者からどんなに否定されようが、自分が受け入れなければいいだけの話です。

 

もしそれでも恐怖を感じるようであれば、最悪のケースを想定してみることです。

よほどの危険行為でなければ命を失うことはないはずです。

最初はリスクの小さい選択をして、少しずつ前に進むというのも一つの道だと思います。

 

行動すれば人生が変わります。

 

ぜひ「失敗=ダメなもの」という観念を捨てて、「失敗=人生の財産」であると潜在意識に語り掛けてください。

 

まとめ

失敗するのが怖くて行動できない時の対処法まとめ

 

  • メンタルブロックを外す(観念を手放す)
  • 失敗に対する意味づけと解釈を変える(失敗は成功のためのプロセス)
  • 他人軸で生きるのをやめる(他人の批判を受け入れない)

 

 

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいいただきありがとうございます。