潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

欲しいものはもうすでに持っていることに気づく



僕たちには存在しているのに見えないものがたくさんあります。

以前に紹介したRASの働きとスコトーマがその代表的なものですが、それ以外にもあります。

 

物事を表面的に捉える癖がついていると本質的なことに気づくことができなくなります。

 

普段から根本的なものを見る思考をつけていると、この「見えないもの」が見えるようになります。

 

願望の根本にあるものは何か?

人間誰しも願望を持っています。

 

願望そのものは人それぞれですが、その根本にあるものは共通しています。

多くの人は表面にある願望そのものばかりを追い求め、それを現状持っていないことに飢餓感を感じています。

 

願望として代表的なものをいくつか挙げてみたいと思います。

 

  • 年収1億円
  • 豪邸に住む
  • 家族で穏やかな時間を過ごす
  • 健康な体を維持する
  • 人々に貢献する

などが考えられます。実際にはもう少し具体的な目標になっているはずですが、ここでは便宜上このような漠然とした形で表記します。

 

これらを見ていただいてもわかるように、願望の内容や分野(資産・人間関係・健康・自己実現)は様々です。

 

ではなぜこれらの願望が欲しいのかを考えてみます。

そうすることによって、これらの根本にある真の願望が見えてきます。

 

つきつめて考えると、すべての願望の根本にあるのは「幸せになりたい」という思いだけです。

 

年収1億円が欲しいのも、豪邸に住みたいのも、家族と穏やかな時間を過ごしたいのも、健康な体を維持したいのも、人々に貢献したいのも、その根底にあるのは「幸せになりたい」という願望です。

 

つまりこれらの願望は2次的願望であり、本当の願望は「自分が幸せになりたい」ということになります。

 

そして、その「幸せになりたい」という真の願望ではなく、2次的願望ばかりを追い求めてしまうために、それが手に入らなかったとき(持っていないとき)に飢餓感を感じてしまうのです。

 

目標を持つことは善か悪か?

願望実現や成功法則では「目標を設定しましょう」ということがよく言われています。

僕はこれを間違いだとは思いませんが、すべての人に有効な再現性のある方法ではないと考えています。

 

目標を設定することによって、焦りやプレッシャーを感じて逆効果になる人もいます。

そういう人は逆に目標を設定しないほうがいいと思います。

 

目標に向かって努力することはすばらしいですし、今の僕自身も目標に向かって日々努力をしているので、自分は「目標を設定したほうがいいタイプ」の人間です。

 

ただ目標を持つということは、「(今)ないものにフォーカスしている」と解釈することもできます。そしてその熱量が高ければ高いほど、執着が強くなっていきます。

 

目標に執着しすぎると「今自分が持っている豊かさ」が見えなくなります。

そうすると本来の目的である「(今ここにある)幸せ」に気づくことができません。

 

願望を代替する

目標を設定し、まだ手にすることができていない「幸せ」を追い求めることは、非常にエネルギーを消耗するので、実は燃費効率が悪いんです。

 

最終的にはその目標に到達することが好ましいですが、その目標の根本にある願望が代替できないか考えてみると、実は効率よく願望を手にすることができます。

 

例えば海外旅行に行きたいという願望であれば、最終的な願望は「幸せな気分になりたい」というものでありますが、その一つ手前には「非日常を味わいたい」という願望も存在しています。

 

もしそれであれば海外旅行以外に、比較的簡単に非日常を味わうことができるものがないか考えます。

普段絶対に参加しないようなコミュニティに参加してみるとか、ビビッて入れなかった高級レストランに行ってみるとか、「非日常」を味わうことのできるものは結構身の回りに存在します。

 

でも「海外旅行に行かないと自分は満たされない」と思っているから、それが実現できない間はいつも満たされない気分で過ごすことになってしまうのです。

 

もうあなたは願望実現しています

すべての願望の根本にある願いが「幸せになりたい」というものであることはすでに説明した通りです。

 

でもこの根本にある願いというのは、もうすでに実現されていますよね。

存在しているのに見えていないだけです。

 

毎日おいしいご飯が食べられる、愛する家族と時間を共有することができる、仕事をして世の中に貢献することができる、太陽の光を浴びることができる、空気や水がある。

 

数えればきりがありません。

 

だからまだ手にしていない願望の先にある幸せを追うよりも、今目の前にある幸せをかみしめるほうが、エネルギー効率もよくなり、そちらのほうが結果として豊かな人生なのではないかと思います。

 

「現状に甘んじていると向上心がなくなるのでは」と思う人もいるかもしれません。

しかし僕はそのようには考えていません。

 

人間には自己実現欲求があるからです。自分が満たされてくるとマズローの五段階欲求のレベルがどんどん上がっていきます。

そしてその一番上にあるのが自己実現欲求です。

 

現状維持ばかりをしていたら退屈ですよね。だから放っておいても勝手に次の願望を設定し、それに向かって努力するようになるのです。

 

だから今は目の前にある幸せをかみしめるだけでいいと思います。

 

「今日も最高の一日になる」

 

そう言って朝目覚めると「良いこと」ばかりが見えるようになる一日を過ごすことができます。

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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