人生には調子の良いときもあれば、
何をやってもうまくいかないときがあります。
何をやってもうまくいかないときは、
人生が体調不良になっているようなものです。
この時にどう過ごすかによってその後の人生に影響を及ぼすので、
いつも以上に注意深く自分の在り方を見つめる必要があります。
一番良い過ごし方は「しっかり休んで何もしない」ことです。
そういうときこそいつも以上に頑張ってしまいがちですが、
そういうときはじっくり休んだ方が良い場合も少なくありません。
人生が体調不良になったときの対処法
自分が体調不良になったら、
おとなしく寝て体を休める人がほとんどだと思います。
そういうときに無理をしてしまったら、
より一層体調が悪化してしまいます。
人生もそれと同じで、
何をやってもうまくいかないときは
「少し休みなさい」というサインなのかもしれません。
うまくいかないときは思考もネガティブです。
そういう状態で下した決断はたいてい間違っている場合が多く、
精神状態が良くないときはパフォーマンスも下がります。
つまり、やればやるほど裏目に出る場合があるということです。
一生懸命頑張ることはとても重要です。
しかし、時には休んだ方が結果的にプラスになることもあります。
どんな性能の良い車も、
常にエンジン全開で走り続けていたら、
やがて不具合が生じ故障してしまいます。
休むことも仕事の一環です。
休みなく働き続けてパフォーマンスが下がる方が、
顧客に迷惑がかかってしまいます。
負のスパイラルに陥らない
人生の調子が悪いときこそ頑張ってしまうものです。
もちろん、うまくいかないからといって
毎回だらけていたらそれはそれで問題です。
しかし、人生の流れが悪い時に頑張ってしまうと、
負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
頑張る
↓
結果がでない
↓
努力が足りないと思う
↓
さらに頑張る
みたいな感じです。
それで人生の流れが変わる場合もありますが、
大抵の場合はただ苦しさが増していくだけです。
そして、マイナスに解釈する機会が増えてしまうので、
1のマイナスを10にしてしまうといった悪循環も起こります。
人生の流れを観察する
人生には浮き沈みがあり、
必ず「流れ」というものが存在します。
普段から流れを意識して過ごしていないと、
「人生の体調不良」に気づくことができません。
歩みを止めるべき瞬間を見定めるためにも、
普段から自分の人生を注意深く観察する必要があります。
まとめ
同じことをやっているはずなのに、
うまくいくときもあればうまくいかないときもある。
それは人生の流れが関係している可能性があります。
人生の流れが悪い=人生が体調不良のときは、
同じことをやってもうまくいかないことがあり、
場合によっては裏目に出てしまうこともあります。
熱があるのに無理したらより一層体調が悪化するように、
人生の流れが悪いときはじたばたせず何もしないのが、
一番の対処法だったりします。
悪い流れを断ち切るためには、
何かを止める必要があります。
流れを止(と)めるためには、
それまでの行動をいったん止(や)めることです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。