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宮本武蔵の言葉「我以外皆師也」の意味



巌流島の決闘で有名な剣豪、宮本武蔵の名言に「我以外皆師也(われいがいみなしなり」というものがあります。

 

現代語に翻訳すると「私以外は皆師匠である」という意味になります。

この言葉は多くの人の座右の銘にも採用されており、人生にとって大切なことを教えてくれる言葉です。

 

なぜこの言葉が重要なのか?

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人間というのは進化・成長しつづけるようにプログラミングされています。そして様々な学びを通して自分を高め、自己実現をすることのできる地球上で唯一の生き物です。

 

しかし驕りをもった瞬間にその成長はストップします。

成長がストップしたら現状維持に移行されるかというと、そういうわけではなく徐々に衰退していきます。

 

なぜなら周囲の人間が成長・進化しているからです。

 

この宮本武蔵の言葉はそんな「驕り」を戒めてくれます。

 

例えば「年長者のほうが絶対的に偉い」という観念を持っている人は、若者から学ぶことは絶対にできません。

何か本を読んだり、セミナーを聞いたとしても「そんなこと知っている」という姿勢でいるのであれば、そこから得られる学びはないでしょう。

 

どんな人も、どんなことも必ず何かしらの学びを与えてくれます。

そのことに気づくためには「我以外皆師也」というマインドセットを持っている必要があるのです。

 

我以外皆師也の一般的解釈

この言葉は一般的にどのように解釈されているかお話していきます。

 

この言葉の持つ意味は先ほどお伝えしました。

自分以外のすべての人が師匠であるから、どんな人からも学ぶ姿勢を持ちなさいというのがこの言葉の持つ意味です。

 

成功者から学ぶというのは当たり前だからわかりやすいですね。
そんなことは誰でもわかるので、その意味だけであればここまで重要な名言にはならなかったでしょう。

 

この言葉がよく使われるとき、「人格的に問題のある人や人生が上手くいっていない人も反面教師として学びなさい」という教えとして引用されることが多いです。

 

我以外皆師也の僕なりの解釈

ここからは僕なりのこの言葉に対する解釈を述べていきたいと思います。

 

そのことを説明するにあたり、まずはこちらの記事を参照していただければと思います。

 

www.theloablog.com

 

この記事の中では「鏡の法則」について解説されています。

鏡の法則を簡単に説明すると「自分の内面のあり方が、外側の世界に反映されて現れる」というものです。

 

例えば、「自分自身のことを雑に扱っていたら、周りの人間からも雑に扱われてしまう」というようなことが鏡の法則です。

 

逆に言うと、「外側の世界は自分の内面が反映されたものである」ということになります。

 

この「鏡の法則」を前提に「我以外皆師也」の僕なりの解釈を述べると次のようになります。

 

「すべてのヒト・モノ・コトは僕たちに気づきを与えてくれる」

 

いいことがあったとき、自分の内面を見てみるとその種が見つかります。

よくないことがあったとき、自分の内面を見てみるとその種が見つかります。

 

つまり「我以外」のすべての存在は、その「気づき」を与えてくれる先生(師)であるということです。

この解釈には「学びなさい」というニュアンスは含まれていません。

 

「自分以外の存在が自分の内面のあり方を教えてくれる」、だからこそ「我以外皆師也」なのではないかと僕は解釈しています。

 

一般的な解釈が外面的なものであるのに対し、この解釈はより内面的なものになります。

どんなに外側を改善しても、中身が変わらないのであれば何も解決しません。

OSがポンコツなパソコンは、優秀なアプリをインストールしてもポンコツのままです。

 

人生がうまくいかないとき、その答えは内面を観察すると見つかります。

その答えを見つけるきっかけとして、「我以外」の存在に教えてもらうということです。

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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