これからは自分の好きなことで生きていく時代と言われています。
自分の適性に合っていない仕事を選ぶと、
仕事のパフォーマンスは上がりません。
これからAIや外国人労働者の導入が増えていく中、
パフォーマンスの低い人材はどんどん削減されていくことになります。
ネットが普及する以前の時代は、
自分の好きなことを仕事にするのは難しい時代でした。
自分の商品・サービスを届けることのできる人々が限られていたからです。
今はインターネットを使えば、
世界中の人に届けることができます。
地域による市場の制限がないため、
好きなことを仕事にしてもビジネスが成り立つ時代なのです。
今日は好きなことが見つからないという人のために、
好きなことを見つける方法についてお話しします。
好きなことは必ず存在する
「私には好きなことがありません」
という人がいますが、
どんな人でも必ず好きなことはあります。
あなたは今までの人生で一度もワクワクしたことはないですか?
おそらくそんな人はいないはずです。
一度でもワクワクしたことがあるのなら、
それが自分の好きなことだということです。
好きなことが見つからない原因は主に2つあります。
・自分に興味関心がない
・自分には好きなことがないと思い込んでいる
このどちらかに当てはまる場合は、
好きなことが見つからないことが多いです。
まずは「自分には必ず好きなこと(適正)があるのだ」と信じて、
自分に興味関心を示して心の声を聴くことから始めてみてください。
好きなことをやる人生は幸せ
「幸せは自分の内側にある」とよく言われます。
好きなことをやっているときは、
時間を忘れるぐらい没頭することがありますよね?
好きなことに没頭しているときは幸せを感じているはずです。
「○○が好き」という感情は自分の内側にあるものです。
だから幸せは自分の内側に存在するというわけです。
「お金があれば幸せになれる」と錯覚している人が多いですが、
お金があっても心が満たされていなければ幸せにはなれません。
自分のやりたいことをできる人生は幸せです。
しかし、自分のやりたいことをするために、
必ずしも大金が必要になるわけではありません。
お金はあくまでも手段に過ぎないということを理解しておかないと、お金の奴隷として働き続けることになります。
まだ出会っていない可能性もある
僕は今、自分の好きなことを仕事にしています。
でも最初からそれがやりたかったかと言われると全くそんなことはありません。
長年旅行業でしか働いたことがなく、Webマーケティングの知識はゼロでブログすら書いたことない状態でした。
コンテンツ販売やWebマーケティングをビジネスにできたのは、いろいろやってみた結果「自分に合っている」と感じたからです。
多くの人は自分の過去から好きなこと、やりたいことを探そうとします。
しかしまだ出会っていない可能性もあるのです。
「自分のやりたいことが見つからない」という人は、とりあえずいろいろやってみましょう。
やったこともないのに、それが好きかどうかなんてわかりません。
自分の好きな(やりたい)ことを見つける方法
自分の好きなこと・やりたいことがみつからない理由は、
以下の2つの理由が考えられます。
①具体的な事象で考えている
②過去視点で考えている
ひとつずつ説明します。
①の「具体的な事象で考えている」というのは、
「私は○○が好き」といったように具体的なもの・ことで考えることを意味します。
- 私はサッカーが好き
- 私は読書が好き
- 私はゲームが好き
みたいな感じです。
このように具体的な事象で考えると、
なかなか答えが見つからないことがあります。
そういう場合は抽象度を上げて考えるのがおすすめです。
「何が好きか」ではなく、
「どういうことが好きか」で考えるということです。
読書を例に挙げて考えるなら、
抽象度を上げると「学ぶこと・自分を磨くこと」になります。
つまり、自己成長や高みを目指すことに情熱があるわけです。
それが「自分の好きなこと」です。
自分が成長することにワクワクを感じるなら、
アスリートや職人といった求道者のような職業があります。
読書だけだとやりたい仕事が見つからなくても、
抽象度を上げることで見つけやすくなります。
②「過去視点で考える」というのは、
自分の好きなことを過去の中からだけしか探していないということです。
好きなことが見つからないのは、
まだ出会っていないだけかもしれません。
僕が今このビジネスをしているのも、
未来視点で自分のやりたいことを探していたからです。
僕は長年旅行業でしか働いたことがなく、
インターネットでマネタイズはおろか、
ブログすらまったく書いたことがありませんでした。
もし僕が過去視点でやりたいことを探していたら、
今のこのビジネスはやっていなかったと思います。
好きなこと・情熱のあることは、
自発的に探究するようになります。
やりたくて仕方がないからです。
だから、今の時点で知識や経験がなかったとしても問題はありません。
さいごに
僕が子供の頃の日本の教育は、
個性を排除し黙って指示を聞く
ロボット人間を量産するための教育でした。
国としては各個人がやりたいことをやられては困るわけです。
だからこそ「好きなことを仕事にできるほど世の中甘くない」という洗脳が、我々の親の世代の頃からされ続けてきたわけです。
そういう教育を受けて育つ中で、
自分の夢を諦め「常識的に」生きることが正しさだと信じるようになります。
常識=他人軸。
常識的に生きて幸せになれるのであれば、
今の日本人の心がここまで疲弊することはなかったはずです。
お金持ちになるとか経済的に安定するとか、
それ自体が幸せであることは絶対にありません。
お金持ちや経済的安定になったとしても、
ストレスまみれな人生だったとしたら、
それは決して幸せとは呼べないはずです。
お金は充分になかったとしても、
自分のやりたいことができている方が、
何倍も幸せと言えるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。