理想の人生を手に入れたいのであれば、自分で自分の人生をコントロールしなければなりません。
しかし、僕たちはいつのまにか人生という名の車の助手席に座っていて、自分以外のものにハンドルを握られてしまいます。
自分以外のモノや人、環境によって自分のあり方が決められてしまっているということです。
今日はその原因となるものについてお話していきます。
ネガティブ感情を生み出す原因
その原因とは「執着」です。
執着するとネガティブ感情に振り回されることになります。
お金に執着するとお金に感情を乱されますよね?
「お金がない」とネガティブ感情を感じたり、「お金がなくなったらどうしよう」と不安に支配されてしまったり。
お金を持っていようといまいと関係ありません。
お気に入りの車に執着していたら、少しでも車に傷がつくとものすごく嫌な気分になるはずです。
執着によって自分のあり方が決められているということ。
執着に人生をコントロールされているということです。
執着を手放す
「絶対に欲しい」または「手放したくない」と思うから苦しくなるわけです。
執着を手放すと、自分で人生をコントロールできるようになります。
「○○を失った(手に入らなかった)けど、まあいいか」
と思えるようになるからです。
引き寄せの法則でも執着すると欲しいものが手に入らないと言われています。
お金は所有物ではない
一番執着するのがお金だと思いますが、そもそもお金とは個人の所有物ではありません。
お金に名前が書いてあるわけではないですよね?
この千円は○○さんのものとか決まっていないはずです。
お金は社会を循環し、僕たちのところをただ通過しているだけです。
銀行にお金を預けたとしても、そのお金が実際に僕たちのものとして存在するわけではなく、銀行はそのお金を運用しています。
つまり、そもそも存在すらしていないということ。
残高という「情報」によって「ある」と信じているだけです。
自分の所有物でもないし、実体のないものに執着するのはおかしいと思いませんか?
宇宙を信頼する
執着してしまうのは「なくなったら怖い」と感じるから。
そういう事態になったときに「乗り越えられない」と思っているからです。
もし乗り越えられるようなことであれば、そもそも不安にすら感じないはず。
「どうにかなる」
と思うことは宇宙を信頼することでもあります。
今僕たちが生きているということは、今までの人生でどうにかなったからです。
たくさん持ってたら執着しない
たくさん持ってるものって執着しませんよね?
1つぐらい無くなってもなんとも思わないはず。
毎日生きてて「酸素がなくなったらどうしよう」なんて思わないはず。
執着してしまうのは「足りない」「少ない」と思ってるからです。
ポイントは「思ってる」というところ。
「足りない」「少ない」のではなく、そう思っているだけということです。
脳にはコンファメーションバイアスという働きがあります。
「足りない」「少ない」と思っていたら、その根拠となるような情報を脳が探すようになるのです。
その結果、不足マインドがより強化されてしまうというわけです。
さいごに
僕たちは何も持たずにこの世に生まれ、何も持って行かずにこの世を去ります。
どうせゼロなのだから、「少しある」だけでもプラスなのです。
執着によってネガティブな感情に振り回される。
これでは自分の好きなように人生はコントロールできません。