「お金が楽に入ってきたらいいなあ」ということは、人間だれしも一度は考えたことがあるのではないかと思います。
お金が楽に入ってくるなんて、そんな夢のような話本当にあるのでしょうか?
僕はとある成功者から、「お金は楽に流すと楽に入ってくる」ということを教えてもらいました。
そのときはまったく意味が理解できませんでしたが、
そのことについて深く考えるにつれ、徐々にその言葉が腑に落ちるようになってきました。
お金は苦労の対価という思い込みを捨てる
僕たちは子供のころから「お金は苦労して稼ぐもの」と教えられてきたので、
いつの間にかその考え方が自分の潜在意識にインストールされるようになってしまいました。
確かに我慢を美徳としていた時代はあったし、
苦労してお金を稼ぐことは美しいように見えます。
そして、楽にお金を稼ぐことに対してなんとなく罪悪感を感じています。
しかし僕の知る限り、経済的に豊な人ほど楽にお金を手にしていて、
経済的に困窮している人ほど苦労してお金を手に入れています。
それは単純に収益モデルや仕組みだけの問題ではありません。
経済的に豊かな人は自分の好きなことだけを仕事にしているので、
仕事に対するストレスや苦痛が小さいのも原因の一つだと思います。
楽にお金が入ってくるようにするためには、
まず「お金=苦労の対価」という思い込みを捨てなければなりません。
すべてのものは対になっている
コインに裏表があるように、昼と夜があるように、すべてのものは対になっています。
同じように、与えることと受け取ることも2つで1つになっています。
たくさんのものを受け取りたければ、まずは自分からたくさんのものを与えなければなりません。
すべてのものは対になっているのだから、2つ合わせてバランスをとるようになっているということです。
少ししか与えないのに、たくさんリターンがあるということはありえないということです。
楽に入ってくるお金の流れを作るためには、楽にお金を流す必要があるというのも同じ理屈です。
与えたものが返ってくる
この宇宙には「与えたものが返ってくる」という法則があります。
ただ、必ずしも与えた相手から返ってくるわけではないので、
その点は事前に理解しておく必要があります。
あなたがプラスのエネルギーを発信すればポジティブな結果が引き寄せられるし、
マイナスのエネルギーを発信すればネガティブな結果が引き寄せられます。
この法則も関係してくるので頭に入れておいてください。
お金はエネルギーの循環
お金というのは世の中を流れています。
僕たちのところに入ってきたお金は、やがて別の誰かのところへ流れていきます。
お金というのはエネルギーなので、別の誰かにエネルギーを流しているということになります。
つまり、お金を流すときの僕たちの感情によって、
そのお金を受けとる人に与えるエネルギーの質も変わるということです。
喜びを感じながらお金を流せばポジティブなエネルギーになるし、
痛みを感じながらお金を流せばネガティブなエネルギーになるということです。
与えたものが返ってくるのが法則なのだから、
苦しさを感じながらお金を流していれば、自分がお金を受け取るときも苦しい気持ちでお金を受け取ることになります。
そして、潜在意識がお金の受け取りを拒否します。
なぜなら、たくさんお金を受け取ればそれと同量の苦しさも受け取ることになるからです。
お金を支払うときの感情
大多数の人はお金が入ってくるときだけ喜んで、お金が出ていくときに痛みを感じています。
でも本来は、お金を使うときにこそ喜びを感じるものです。
お金を払うということは、その対価となる価値を受け取っているということです。
お金は使ってなんぼです。持っていても何の役にもたちません。
ならば、入ってきたときよりも出ていくときのほうが喜びを感じるというのは至極当然のことのように思えます。
お金を循環させるということは、世の中に貢献していることでもあります。
価値も手に入って人の役にも立つことができるなんて、こんなに素晴らしいことはありませんね。
このことが理解できると、お金を流すときに痛みを感じることが少なくなります。
つまり、楽にお金を流せるようになるということです。
お金に対する執着
なぜお金が出ていくときに痛みを感じるかと言うと、そこに執着を感じているからです。
執着しているときの僕たちの波動は、「不足感」というネガティブエネルギーです。
だから、不足を感じさせるようなマイナスの出来事を引き寄せやすくなってしまいます。
お金に対する距離感をもっと対等にして、お金の呪縛から自由になることができれば、執着を感じることは少なくなります。
お金の執着を手放すには、「お金を所有している」という考えを捨てるのが一番簡単で一番強力な方法です。
参考記事
お金は人類が発展・成長するためにある
人間がお金を使う理由を一言で表現するならば、「もっとよくなりたいから」です。
逆に言うと、お金を使っているということはもっとよくなっているということです。
お金は人間の暮らしを豊かにしてくれる素晴らしいツールです。
お金そのものに感謝できるようになると、自分が受け取っている価値の大きさにも気づけるようになります。
そうすると、お金のメンタルブロックが外れて楽にお金が流せるようになります。
お金が入ってくる流れを良くしたいのであれば、
お金が出ていくときの自分のあり方を変える必要があります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。