人生は1日1日の集約体。
どのような習慣を持つかによって、
どのような人生になるかが決まります。
人間は習慣の生き物です。
僕たちは毎日同じようなパターンで暮らしています。
よほどイレギュラーなことがない限りは、
1日の約60-80%は同じことを繰り返しています。
結果を変えたければ行動を変える必要があります。
しかし、たった数回行動を変えたぐらいでは、
得られる結果は大して変わりません。
2、3日筋トレしたところで筋肉はつきませんよね?
小さな行動であったとしても、
継続的に繰り返すことによって
大きな変化が生まれるのです。
良い習慣と悪い習慣
習慣というと僕たちは良い習慣ばかりを意識しがちです。
しかし、どちらかというと、
良い習慣を作ることよりも、
悪い習慣を止めることのほうが重要です。
暴飲暴食をしたり、
ダラダラとゲームばかりしたり、
タバコを吸ったりといったことです。
新しい習慣を作る前に、
まずは悪い習慣から辞める必要があります。
どんなにアクセルを踏んでも、
ブレーキを踏んでいたら前に進まないからです。
プラスの習慣を増やしてもマイナスの習慣があれば意味がありません。
習慣化すればよいというわけではない
行動するのは素晴らしいことです。
何もしないよりは何倍もマシです。
とはいえ、
どんな行動でも習慣化すればいいというわけではありません。
習慣化しても大して意味のない行動もあるのです。
例えば、Aさんが「収入を増やしたい」と思ったとします。
そのために副業にチャレンジしています。
「習慣化が大切だ」ということを聞いたAさんは、
毎日「おはようございます」とTwitterでつぶやくことにしました。
その日から毎日「おはようございます」とつぶやくAさん。
しかし、一向に収入が増えることはありませんでした。
習慣化しても大して意味のない行動とはこういうものです。
おそらく5年、10年と同じことを繰り返していても、
まったく収入は増えないでしょう。
「友達を増やす」という目的ならこの行動は意味があるかもしれませんが、
「収入を増やす」という点においてはほぼ意味がありません。
習慣化すべき行動
習慣化すべき行動は目的によって変わります。
さきほどの例は目的に合っていない行動です。
そういうものを習慣化しても人生は変わりません。
もう一つ意識すべきことがあります。
「習慣化すべき行動はコンフォートゾーンの外側にあるものでなければならない」
ということです。
コンフォートゾーンの内側にあるものは、
今の自分にすでにできること。
そういうものをどんなに繰り返したとしても、
人生の質が上がることはないでしょう。
今の自分にできない新しいことにチャレンジするからこそ、
人生の幅が広がるというわけです。
今の自分にできることを習慣化しても、
それは単純に時間を浪費してしまうだけです。
まとめ
動画解説はこちら。
音声解説はこちら。
僕たちは無意識のうちに惰性で過ごしてしまうものです。
意識的に習慣をコントロールしないと、
人生はなかなか良い方向へ向かいません。
習慣化すべき行動を習慣化すれば、
人生の質が良くなるのは自明ですね。
あとはやるかやらないかだけの違いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。