小さなことを気にするのは止めにしましょう。
小さなことばかり気にしていると
大きなことを考える余裕がなくなるからです。
7つの習慣の時間管理マトリックスの説明の際に、
石と砂を用いた説明があります。
容器の中に石と砂を詰めます。
もし先に砂を入れてしまった場合は、
石が入るスペースがなくなります。
先に石を入れてしまえば、
スキマに砂を入れることができます。
これは「重要なことから先にしましょう」という文脈のたとえで使われていますが、
時間管理以外にも同じことが言えると思います。
小さなことばかり考えていたら、
大きなことを考える余裕がなくなります。
人間が1日に使えるエネルギーの量は決まっているからです。
小さなことを気にしてエネルギーを使ってしまうと、
大きなことを考えるためのエネルギーがなくなります。
人生にとって大切なことは、
どうでもいいような小さなことではありません。
そんなことを考えたところで1ミリも人生は良くなりません。
ましてやネガティブなことであればなおさら。
小さなことを気にしないためにも「許す」という能力を磨くことが大切です。
許すことができないと、
いつまでたってもその小さなことに執着することになるからです。
頭の片隅にその小さなことが存在するだけでも、
徐々にエネルギーは奪われていきます。
我々が本当に気にするべきは、
人生に影響を与えるような大きなことです。
それ以外のことは考えなくてもいいといっても過言ではありません。
大きなことと小さなことの判断基準を明確にするには、
夢や目標をもつことです。
夢や目標を持っていれば、
何が必要で何が不必要かわかるからです。
夢や目標がなければ、
何が必要で何が不必要かを判断することはできません。
出来事の大小で判断するだけでなく、
自分の目標達成に与えるインパクトで大小を判断することも必要です。
僕たちの日常にはどうでもいいような小さなことがたくさん起こります。
そんなことに意識を注いでいたら、
心休まる瞬間はありません。
いい意味で鈍感になることが大切です。
もし心が乱れそうになったら、
自分自身に聴いてみてください。
「これは自分にとって重要なことなのだろうか?」と。
一呼吸おいて冷静になれば、
小さなことに心を乱されることも減るはずです。
人間関係の悩みなんかも大抵これに該当します。
万人に好かれる必要などありません。
自分のことを好きになってくれる人を大切にすればいいわけであって、
自分のことを嫌いな人にまで好きになってもらう必要はないです。
好かれようとするから辛くなるのであって、
気にしなければいいだけの話です。
考えるべきは自分の明るい未来のことだけ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。