バタフライエフェクト(Butterfly effect)とは何かご存知でしょうか?
直訳すると「蝶の効果」。
簡単に説明すると「蝶の小さな羽ばたきがめぐりめぐって、地球の裏側では竜巻になる」という意味です。
人間生活に置き換えるならば、「我々の取った小さな行動がやがて大きな結果を生む」ということが言えます。
例えばA君というコンビニ店員がいたとします。
A君は普段から感謝をする習慣があり、充分思考で生きているので常に豊かな気持ちで過ごしています。
コンビニにやってきたお客さんにも笑顔で元気に接客します。
A君に接客してもらったお客さんをBさんとします。A君に笑顔で接してもらったBさんは、とても気分がよくなりました。
いい気分で出社したBさんは部下にも優しく接します。
親切にしてもらった部下のCくんは、とてもうれしい気持ちになりました。
そして帰宅したCくんは、家族に日頃の感謝の気持ちを伝えます。
そしてその家族の人は・・・。
のような感じで、次々に「プラスの感情」が派生していきます。
たった一人のとった行動が、やがてたくさんの人々を幸せにすることができるということです。
このように人からうけた親切を、また別の誰かに親切でつないでいくことを「恩送り(Pay forward)」といいます。
日常で何気ない親切に出会うことはよくありますよね。
特に何かをしてもらったわけではないのに、笑顔で接してもらうだけで幸せな気分になります。
以上のことからも、「自分が気分よくいること」がどれだけ多くの人に影響を及ぼすかわかります。
ですから常に自分の感情をメンテナンスして、いつでもいい気分でいることが大切です。
そのためには自分軸で生きることを意識して、ワクワクの波動で過ごす。
自分を認め、許し、やりたいことをやって、やりたくないことをやらない。
自分を制限する不要な観念を捨て、人生を軽やかにしていく必要があります。
あなたが気分よく過ごすことが、いかに世の中に貢献していることかを理解できれば、自分が豊かな気持ちでいることを許可できるはずです。
他人を幸せにするためには、まず自分が幸せでなければならない。
だから「自分は幸せになっていいのだ」と自分自身に許可してください。
あなたが幸せになったからといって、誰かを不幸にするわけではありません。
ただこのバタフライエフェクトは、逆の効果にも働くので注意が必要です。
あなたが不機嫌に過ごしていれば、その感情は周囲の人に伝染し、やがて多くの人へと広がっていきます。
「不機嫌は罪である」という言葉がありますが、それはつまりこういうことです。
今の世の中が何かギスギスしているのは、小さな不機嫌が広がっていった結果だと思います。
まずは自分の周りにいる人に親切にしましょう。
その羽ばたきはやがて幸せの竜巻を起こします。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。