不安というのは人生で一番無駄な時間です。
不安に感じても事態が好転するわけではありませんし、人生の貴重な時間を浪費してしまいます。
そして不安というのは我々からものすごいエネルギーを奪っていきます。
不安や恐れに支配されている時は、物事をポジティブに考えることもできず、思考にクリエイティブさがなくなります。
今日は不安を解消するための方法についてお話したいと思います。
なぜ不安に感じるのか?
人間というのは何もしなければネガティブの方に傾くようになっています。
したがって、意識しておかないと自然と不安に引っ張られてしまいます。
不安に引っ張られないようにするためには、「不安とは何か」、「どういう時に不安を感じやすいか」ということを知っておく必要があります。
不安を感じるのは暇だから
僕たちは常に何かを思考しています。先ほどもお伝えしたとおり、基本的に人間というのはネガティブに考えるような性質があります。
これは身の危険を避けるための本能的な機能であるともいえるので、いたしかたないことです。
あれこれ考えて不安になってしまうのは「暇だから」です。
思考が入り込む余地のないぐらい忙しい環境であれば、不安を感じている暇はありません。
不安だけに限らず、例えばあなたにものすごく悲しい出来事が起こった場合でも、仕事がめちゃくちゃ忙しければ、その悲しみに浸る時間はありません。
だからどうしても不安に押しつぶされそうな時は、無理やりにでもスケジュールを詰め込み、思考が入り込む余地を作らないことも一つの手段です。
選択肢が多いから
選択肢が多いということはそこに「迷い」が生じるということです。
「自分はこのままこの会社で働いていていいのだろうか?」と考えたことがある人は多いですよね。
でもこれは「他の会社で働く」という選択肢があるから出てくる不安です。
自分の選んだ道が正しかったのかどうかわからないから不安が出てきます。
もしその会社で働くしか人生の選択肢がないのであれば、その環境でどうやったら幸せになれるかということについてフォーカスするはずです。
以前に自分の才能や転職の見つけ方について記事を書きました。
「自分のワクワクするものは何か」ということをよく考えて、決断をすることです。
「決めて断つ」ことができれば、他の選択肢について考えることはなくなります。
そして思考は「やるしかない」という一点にフォーカスすることになります。
今ここにいないから
最初に説明した「暇だから」という理由に近いものがありますが、不安に感じるのは「今ここにいない」からです。
例えば食事中に明日の仕事のことについて考えたりしていませんか?
そういう時は思考が未来にタイムスリップして、「今ここ」にいません。
食事をしているときは、食べ物の味、食感などを楽しむことだけに集中して、思考を「今ここ」に持ってくることです。
「今ここ」にいるときの食事は本当においしいです。その豊かさを感じることができれば、自分はなんて満たされているのだろうとポジティブな気持ちになることができます。
不安チャンネルにチューニングしない
冒頭でお伝えしたとおり、不安というのは人生で一番無駄な時間です。
不安から生まれる行動というのは「逃げ」ばかりで、逃げている限りその不安が消えることはありません。
そして不安によって大量のエネルギーを奪われてしまうので、ポジティブな行動をするパワーもありません。
だから「不安」を見ないようにすることが大切です。
言い換えると「不安チャンネル」には絶対にチューニングしないと決めることです。
そのためには自分をしっかりと内観する必要があります。
そうすると「今自分は不安を感じている」ということがわかるようになるので、思考が不安に引っ張られる前に、意図的に不安から目をそらすようにします。
これができるようになるためには、普段から意識してトレーニングをする必要があります。
まとめ
不安を解消する方法のまとめです。
- 暇をつくらない
- 決断する
- 今ここに集中する
- 不安チャンネルに合わせない(内観する)
今日は以上です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。