人間が成長進化をするときは、
困難に直面したり試練に挑んでいるときです。
順風満帆な人生はとても簡単です。
特になにも考えなくても人生がうまくいくからです。
うまくいかない時期が訪れた時に、
どれだけ逃げずに立ち向かうことができるか。
それによって考える力や人間力が磨かれます。
試練や困難が訪れた時に逃げてはいけません。
うまくいかない時期にこそ成長のチャンスがあり、
それを乗り越えることで人生に深みが生まれます。
人生がうまくいってばかりの人は逆に焦ったほうがいいです。
何も考えなくてもうまくいく人生では、
考える力や困難を乗り越える逆境力が磨かれません。
学びも少なく成長する機会もほとんどありません。
逆境を乗り越えるために一つだけ必要な能力があるとすれば、
それは「諦めない心」です。
知識やスキルや才能があってもすぐに諦める人は大成しません。
本当に成功するのは最後まであきらめなかった人。
逆境に直面しても決して逃げることなく、
最後まで戦い抜いた人です。
うまくいかないときこそ人間の真価が試される
人生にうまくいかない瞬間が訪れた時にどう対処するかで、
人間の真価が決まります。
逃げるという選択をすることもできれば、
立ち向かうという選択をすることもできます。
うまくいっている瞬間というのは非常に楽なんです。
何もしなくても勝手にうまくいくので、
考える力も困難に耐える忍耐力もいらないからです。
うまく行ってる瞬間に頑張ることは誰でもできます。
先の見えない逆境が訪れた時に頑張れる人が、
本当にすごい人です。
誰だってできれば苦労はしたくありません。
だからこそ困難から逃げようとしてしまいますが、
それでは人間としてのレベルが上がることはありません。
そうするとまた同じような困難が訪れた時に、
また「逃げる」という選択をしてしまうことになります。
逆境を乗り越え人間として成長すれば、
今まで困難に感じていたことが困難に感じなくなります。
そのようにして人間力が磨かれていくのです。
成長とは一歩一歩進むもの
何かに取り組んでいきなり大きな結果を求める人がいます。
それは自然の摂理に反することであり、
そのように考えると理想と現実のギャップに苦しむことになります。
成長とは目に見えないぐらい小さな変化です。
Success doesn't happen overnight.
— アポロ Apollo (@ApolloJustice16) September 5, 2020
成長目に見えないぐらい小さな変化。
実は進歩してるのに、それに気づかないから諦めてしまう。
初心者が1日でプロになることができないように、成功とは少しずつしか近づくことはできない。
やるべきことを全力で取り組み、小さなことを積み重ねるしかない
昨日野球を始めたばかりの人が、
わずか数日でプロ野球選手レベルになることは絶対にありえないのです。
自然の世界でも同じことが言えます。
大木というのは何百年もかけて大木となるのです。
種(?)を植えて一夜にして気が生い茂るなんてことは絶対にありません。
表向きは後退しているように見えていても、
実は見えないぐらい小さな成長をしているのです。
大切なことはそこで心が折れて諦めないこと。
そこで諦めてしまったら成長はストップしてしまいます。
好きなことを仕事にした方がいい理由
「好きなことを仕事にしたほうがいい」
ようやく最近になってこのような風潮が浸透しつつあります。
好きなことを仕事にした方がいい理由は様々ありますが、
逆境に立たされたときに挫折しにくいというメリットもあります。
好きなことや楽しいことを仕事にすれば、
仮にうまくいかない瞬間が訪れても続けることができます。
成果はでなくてもそれをやること自体が楽しいからです。
やりたくもない仕事でうまくいかなくなったら、
すべてを投げ出してしまう可能性が高くなります。
一流のアスリートがスランプのときに淡々としているように、
うまくいかない瞬間が訪れても心が折れることがあってはなりません。
まとめ
逆境や困難という言葉を聞くとマイナスな印象を持つ人がいますが、
見方を変えるとそれらはチャンスと考えることもできるのです。
人生の中に逆境も困難も訪れないということは、
チャンスもやってこないということです。
逆境がやってきたときは人生のステージが上がるときです。
「何があっても絶対に逃げない」
その覚悟さえあれば必ず逆境を乗り越えることはできます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。