世の中には様々な成功法則が溢れていますが、
人によって言っていることがバラバラですよね?
そういう状況に出くわすと、
いったい何を信じればいいのかわからなくなるはずです。
時にはまったく正反対のことを言っている場合もあります。
そうなると混乱は深まる一方です。
果たして誰の言っていることが正しいのか...?
こういう状況に遭遇したときに覚えておくべき大切なことは、
「人生に正解などない」ということです。
人それぞれ個性も違えば環境も違います。
誰かの成功法則が自分にも通用するとは限りません。
正解の選択肢を選ぼうとするのではなく、
自分の選んだ選択が正解になるような生き方をするのです。
迷ったら自分の心の声を聴く
大抵の場合、僕たちは自分の心の声を聴くことなく人生の選択をしています。
もしくは、自分の心の声を信じずに、
他者の意見を優先してしまいます。
自分はAだと思っているのに誰かにBだと言われたら、
「やっぱりBだよな」と他人の意見に従います。
これを繰り返すと自信を失います。
自分のことを信頼していないからこそ、
他人の意見を尊重してしまうからです。
その相手がどんなにすごい人物であったとしても、
自分がAだと思うならその声に従うべきです。
どっちの選択が正しいかなんて誰にもわかりません。
ただ一つ言えることは、
自分の声に従わずに失敗したら、
間違いなく後悔するということです。
直観力を磨く
直観とは潜在意識からやってくるもの。
そのシグナルに迷うことなく従うことができれば、
人生の選択を誤ることはなくなります。
多くの場合、直観が湧いてきたときに理性で考えてしまいます。
自分はAにしたいと思っているのに、
理屈で考えてBを選択してしまう、といった感じです。
例えば、ある日突然「海外留学したい」と思ったとします。
直観に従う人はそのまますぐ行動に移しますが、
理性(顕在意識)で考える人は行動にブレーキをかけます。
「海外は危険だ」
「仕事を辞めるのはリスクがある」
「英語が話せないのに留学なんて無謀だ」
こういった言い訳によって行動にブレーキをかけて、
現状のままでいる自分を正当化しようとします。
安心安全を求めるなら現状にとどまる方がいいかもしれませんが、
それが後悔のない選択であるとは限りません。
直観を否定しまくっていると、
やがて直観すら湧いてこなくなります。
リスクのない人生などない
人生に絶対的な正解は存在しません。
そして、リスクのない人生も存在しません。
会社に雇われて固定給をもらうことを安定だと思っている人が多いですが、
それは見方を変えると極めて不安定な状態なのです。
会社の状況によって自分の人生が左右されてしまう。
完全に自分の人生を会社に依存している状態です。
万が一会社から社会に放り出されたときに、
自分の力で生きていく力は身に付いているでしょうか?
そう考えると、起業して自分の力で生きていく力を身に付けるほうが、
よっぽど安定していると思いませんか?
結局、どっちの人生も安定であり不安定でもあるのです。
理性で考えて選択をしたところで、
どちらも正解であり不正解であるということです。
人生で正しい選択をするためには
人生の選択肢や他人の意見は一つの答えであって正解ではありません。
何が正解かなんて人によって違うわけです。
言っている人が偉いからとかそんなことは関係ありません。
その人が自分の性格や特徴と真逆の人物であるなら、
おそらくその助言はあなたにとって正しい選択であるとは言えないでしょう。
みんな正しい選択を選ぼうとすることばかり考えて、
自分の選んだ選択を正当化しようとはしません。
どっちの選択を選んだにせよ、
「自分の選択は間違いではなかった」
と思えるような人生にすればいいだけです。
僕たちはパラレルワールドを生きることはできません。
後悔というのは間違った選択をしたときに生まれるのではありません。
自分の人生に納得できないときに生まれるのです。
正しい選択をしていたとしても、
自分の人生に不満を感じていれば、
「やっぱりあっちにしておけばよかった」
と後悔の念が湧いてくるものです。
正解の人生を選ぶのではなく、
自分の人生を正解にするのです。
そのためには自分の心の声に従って、
直観を信じて全力で生きるだけです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。