自分に自信がないという人は本当に多いです。
その主な原因は幼少期から受けてきた数々の否定です。
僕たちは生まれたばかりのころ、皆から愛されセルフイメージは最高に高い状態でした。
しかし、成長するにつれ周囲の大人からたくさんの否定を聞かされるうちに、いつの間にか自分も自分のことを否定するようになってしまいます。
自己否定が強い人で自信のある人はいません。
「自分に自信を持ちたい」と思っても、そんなに簡単にできるものではありません。
なぜなら、自己否定というのは僕たちの中に長年かけて蓄積されてきたものだからです。
自信を持つことの本質
自信を持つ方法ということを考えるとき、僕たちが最初に考えるのは「何か大きな結果を出す必要がある」ということです。
自分が経験したことや簡単にできることというのは、それほど自信を必要としません。
大抵の場合、自信が必要になるのは「やったことがないこと」か「難易度が高いこと」のどちらかです。
「経験(実績)がないと、自信が持てない」と思っている人は、永遠に自信を持つことはできません。
なぜなら、自信がないから行動しないし、行動しないから経験(実績)を作れないからです。
「自信を持つには実績が必要」というのは間違いではありませんが、それは断片的なものであり、自信を持つということの本質ではありません。
自信とは「自分を信頼すること」です。
経験や実績があれば、自分を信頼しやすくなりますが、それはあくまで自信を
持つための一要素であって、別にそういうものがなくても自信を持つことはできます。
「実績がないと自信が持てない」というのは、条件付きで自分を信頼しているということです。
つまり、「実績がない自分」に対しては信頼することができないということです。
それって本当の意味での信頼ではないと思います。
信頼とは無条件に相手のことを認めることを指すからです。
アウェイで勝負しない
人間を不幸にする行いの一つに「他人との比較」があります。
そして、自信に関してもこの「他人との比較」が大きく関係しています。
あなたは自分が自信を持つ基準として、誰かと自分を比較していませんか?
大抵の場合、僕たちは自分よりも優れている人間と自分を比較します。
そして、劣等感を感じることで自信を失い、さらに自己否定を強めていきます。
上には上がいるものです。
比較することを止めない限り、僕たちは永遠に幸福感を感じることはできません。
あなたの年収が1000万円だったとします。
普通に考えれば十分満足できるだけの金額だと思います。
しかし、もしあなたが自分と年収1億円の人を比較した瞬間、あなたは一気に不足感や劣等感を感じてしまいます。
これは他人のフィールド(アウェイ)で勝負をしているから起こる現象です。
自分の陣地とお城があることをイメージしてみてください。
他人と比較して劣等感を感じるというのは、わざわざ自分の陣地から相手の陣地まで出向いていき、そこで勝負をしているようなものです。
あるときはAという陣地に赴き、またある時はBという陣地に出向く。
全然落ち着きがないですよね。
「自分の陣地でどっしり構えてればいいのに」って思います。
他人と比較する理由
他人と比較してしまう理由はというのは「自分の軸を持っていない」ことが原因です。
「自分の軸」とは「自分とはこういう人間である」という一種の信念のようなものです。
自分の軸とは自分の内面に持つものです。
でも、多くの人は自分の軸を持っていないので、自分という人間の価値がわかりません。
だから、外側の世界で他人と比較して自分の価値を見つけようとするのです。
仮に自分の軸を持っていたとしても、信念が弱い場合などは軸がぶれてしまうことがあります。
流行に流されやすい人というのは、自分の軸を持っていないか信念が弱い人です。
これでは、常に周囲の人間のあり方に影響されて、自分というものが変化しなければならなくなります。
自信を持っている人というのは「安定している」イメージがありますね。
常に周囲の人間の影響で変化しつづけている人は「不安定」ですよね。
安定を保つためには、自分の軸を持てばいいんです。
人間も背骨があるから安定して歩くことができます。そんなイメージです。
自信を持つ方法は「このままでいい」と認めること
自信を持つということは、大きな実績を出すことでも、自分より劣っている人と比べて優越感を感じることではありません。
「自分はこのままでいい」と認めることです。
自分の長所も短所もすべてまるごと受け入れることです。
「自分なんて大したことない」と思うのは、あなたが他人と比較しているからです。
どんな人間でも大なり小なり苦難を乗り越えてきたはずです。
苦難を乗り越えたということは、以前の自分よりも成長したということです。
それって誇るべきことだと思いませんか?
「自分はこのままでいいと認める」ということは、自分の内面とつながるということです。
外側の世界に価値がないとはいいませんが、価値を置きすぎてはいけません。
内側の世界の自分とつながっていることができれば、どんな出来事が起こっても心を乱されずに落ち着いて対処することができるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。