以前にこのような記事を書きました。
もし豊かさを引き寄せたいのであれば、あなたが持っている価値を世の中に提供すればいいですよ、という内容の記事です。
このブログを読んでいる方の中には、起業して実際に自分の持っている価値を提供しているにもかかわらず、思うようにお金を引き寄せることができていない人もいるかもしれません。
もしそういう方がいらっしゃったら、それは「受け取り下手」になっていることが原因かもしれません。
価値を受け取る許可を出す
受け取り下手な人は、自分が価値を受け取ることを無意識に拒否しています。
そのため、自分が世の中に貢献しているにも関わらずお金を引き寄せることができません。
これは与えるバランスと受け取るバランスの均衡がとれていないことが原因です。
例えば、起業したての頃は自分のサービスに自信が持てないために、価格を安く設定してしまいがちです。
これはすなわち、自分の提供するサービスはそれだけの価値がない=自分に価値を受け取る許可をしていないということです。
罪悪感という意識が強い人ほどこの傾向があります。
価格を下げても文句を言う人は言います。お金も稼げないし、文句も言われるのでは精神的に疲弊してしまうだけです。
そして価格が安いということは、それだけ多くの顧客を獲得しないといけないということでもあります。
それが自分の目指している方向性ならそれでもいいと思いますが、もしそうでないのなら自分はどうなりたいのかをじっくりと考える必要があります。
自分のサービスに自信がないのは、自分自身に価値がないからだと思っているからです。
だから自分に価値を受け取る許可を与えるためには、まず自分自身に価値を感じる必要があります。
野に咲くタンポポに価値を与えるもの
自分自身に価値を認めるためには、「価値」というものがどのようにして生まれるのかを理解する必要があります。
例えば道端に咲いているタンポポに価値を感じている人は少ないと思います。
ある日、あなたの子供が家に帰ってきてあなたに採ってきたタンポポをプレゼントしてくれました。
きっとあなたはそのタンポポを大切にするに違いありません。
子供からタンポポをもらった時、その子に対してどのように接しますか?
多くの人は感謝するはずです。
実はこの感謝こそが、物事に価値を与えるものの正体です。
以前に裕福な人は「お金=感謝」と考えているとお話したと思います。
つまり感謝があるから価値が生まれ、お金がやってくるということです。
子供からプレゼントしてもらわなかったとしても、道端のタンポポのおかげで幸せな気持ちになれたら、タンポポに感謝するかもしれません。
そうするとその道端のタンポポに価値が生まれます。
見知らぬ人から大量の空のペットボトルを渡されたら、ほとんどの人は戸惑うか怒ると思います。
しかし、もしあなたが全財産を失い、その日食べるものにも困っていたとしたら、リサイクルに出すことでお金に換金できる空のペットボトルに価値を感じるはずです。
その場合、その見知らぬ人に感謝するに違いありません。
普通ならゴミを渡されたと怒るようなモノも、感謝をすることによってそこに価値が生まれます。
感謝をすると受け取り上手になる
あなたが誰かにプレゼントをするとして、大してリアクションがない人と感謝をしてくれる人の2人がいた場合、感謝してくれる人にまたプレゼントしたいと思うはずです。
つまり普段から感謝をする習慣を持っていると、受け取り上手になれるということです。
感謝をすることは、与える側に価値を感じさせる尊い行為です。
人生に感謝する
自分の人生に感謝してますか?
僕たちの人生は神様(宇宙)が与えてくれたギフトです。
その人生に不平不満ばかり言っていると、価値を受け取ることができません。
人生に起こる良いことも悪いことも、すべてギフトです。
そのギフトに感謝することで、あなたの人生に価値が生まれます。
そして感謝によって受け取る準備が整います。そして自分自身に与えたのと同じバランスの価値を受け取る許可ができるようになります。
人生に感謝してみてください。
あなたの人生が激変するはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。