お金にメンタルブロックを感じている人は多いです。
これはお金に価値を置きすぎていることが原因です。
お金を「お金様」と崇め、すべての行動基準をお金をベースにしています。
お金を受け取ることに心理的ブレーキを感じたり、
「お金稼ぎ=悪」という観念を持っている人は、
お金のメンタルブロックを感じている人です。
これは僕たちの潜在意識、つまり無意識の領域に存在する観念が種となっています。
このメンタルブロックを感じている限り、どんなに頑張っても一定以上のお金を手にすることはできません。
潜在意識が無意識にお金を遠ざけるからです。
まるで、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるような状態です。
お金の流れを意識する
今日から画像を入れてみることにしました・・・。
このブログでは「お金が貯まる思考法」について、いくつか記事をシェアしています。
その中の記事のひとつで、「お金の流れを意識する」ということについて解説しています。
「お金の流れを意識する」というのは、
自分のお金がどこからやってきて、
どこへ流れていくのかをイメージするということです。
このお金の流れを意識するだけで、
お金に対する物の見方が大きく変わります。
お金を大切にしていますか?
僕たちはお金に価値を置きすぎている割に、
お金を大切に扱っていません。
「お金に価値を置いているのに、お金を大切にしないわけでないでしょ」
と思う人もいるでしょう。
「お金を大切にする」というのは、貯金をするという意味ではありません。
お金の本来の役割は「価値と交換」です。
お金の立場からしても、使ってもらえずにずっと貯金されているのは本意ではありません。
僕たちは「お金様」を絶対的な存在として考えているわりに、
いざお金がやってきたら「たったこれだけかよ」とか思ったりしています。
例えば給料を受け取る時、あなたはどのような感情でお金を受け取っていますか?
「たったこれだけ・・・」
「少ない」
「これじゃ生活できない」
とか思ってませんか?
お金が自分にとって絶対的な存在であるならば、
お金がやってきたら歓喜するはずです。
にもかかわらず、やって来たら来たで不満ばかりをもらしています。
お金を心からもてなす
僕が冒頭で「お金の流れを意識する」と言うことに関して再度言及したのは、
「お金はたくさんの人を豊かにして社会貢献をしている」
ということを再認識してほしかったからです。
あなたのもとにやってきたお金は、
たくさんの人を豊かにして、
次はあなたを豊かにするためにやってきました。
にもかかわらず、心では「たったこれだけかよ」と不満を感じています。
ちょっとイメージしてみてください。
あなたは多くの人を豊かにするために全国行脚をしているお坊さんです。
一人ひとりの家を廻り、その家庭を豊かにしてはまた別の家庭へと流れていきます。
そんな中、ある一人の人物の家を訪れます。
その人物はあなたが来るのを心から待ちわびていました。
あなたがその人物の家を訪れた時、
その人物は、自分が期待していたほどの豊かさを手にすることができないことを聞かされます。
その人物は、不満を感じながら仕方なくあなたを家の中に招き入れます。
そして、特におもてなしをすることもありませんでした。
やがて、あなたがその人物の家を去る日がやってきたとき、
特にお見送りをすることも、感謝を伝えられることもありませんでした。
どんな気持ちですか?
その人物の家をもう一度訪れたいと思いますか?
たくさんの人たちを豊かにして循環しているお金があなたのもとにやってきたとき、
「よく来てくれました。嬉しいです。ありがとうございます。」
と感謝していますか?
お金があなたの手元にあるとき、
「お金があるおかげで、自分はこんなに豊かな生活ができる」
と感謝していますか?
お金があなたの元を去り、別の人へ流れていくとき、
「ありがとうございました。いってらっしゃい。また来てください」
と感謝の気持ちで送り出していますか?
僕たちは「お金様」を絶対的存在として崇めるくせに、
お金様に感謝をすることはありません。
来たら来たで不満ばかり。
ひどい人になるとお金の悪口を言っている人もいます。
「お金持ちは悪いことをしている」
「お金がすべてじゃない」
「お金のせいで争いが起こる」
でも、その割にお金が欲しいと思っているという矛盾。
これではお金がやってくるわけありませんよね。
「自分さえお金があればいい」という考えを捨てる
貯金をすることがダメだというわけではありませんが、
無理をしてまで必要以上に貯金を意識するのは健全ではありません。
お金はたくさんの人を豊かにしたくて流れています。
だから、あなたが貯金をしてその流れを止めてしまうことは、
お金からするとありがたくないわけです。
貯金をする理由は人それぞれです。
貯金をしたくなる気持ちもわかります。
でも、「自分さえお金があればいい」と、
他の人にお金を流すことを拒否するのであれば、
お金はその人のところに行こうと思わなくなります。
流しそうめんをやっていて、
あなたの前の人が自分ばかりそうめんとって、
後ろのあなたに全然流してくれなかったらいらっとしますよね(どんな例えだ)。
あなた以外の人も文句を言うはずです。
そうすると主催者によってその人は排除されます。
「自分は欲しい、でも人にはあげたくない」
という意識を捨てることができた人だけが、
お金に好かれる人になることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。