毎日が充実している状態というのは、日々の生活を楽しんでいる状態です。
何か目標を設定して、その目標に向かって努力している人というのはたくさんいますが、彼らの中にも充実している人と充実してない人が存在します。
同じ目標を持っていたとしても、やる気を持って取り組んでいる人とそうでない人では、日々の充実感が全然違います。
その違いは「あるもの」があるかないかです。
今日は充実した毎日を過ごすために必要な「あるもの」についてブログを書いていきたいと思います。
目標設定とやる気
何か目標を設定して、その目標に向かって努力している人が抱える悩みの一つに「やる気が出ない」というものがあります。
なぜやる気が出ないかと言うと、その努力している対象が「本当にやりたくないもの」である可能性が高いからです。
「やる気」という言葉は「やりたくないものをやるための原動力」という意味で解釈されます。
その言葉の裏側には、どこか「やらなければならないという義務感」を感じます。
たとえその努力の対象が本当にやりたいことだったとしても、「目標」を設定した時点で、そこに「やらなければならない」という義務感が生まれます。
「やりたいからやる」のと「やらなければならないからやる」では、充実感が全然違います。
「やりたい」というポジティブなエネルギーで取り組むか、「やらないと○○になる」というネガティブなエネルギーでは、「やる気」の持続力も違います。
やりたいことなら「やる気」は無限に湧いてきますが、「やらなければならない」ことに対しては、「やる気」は有限であり、常に補充しておかないといつか枯渇してしまいます。
つまり、充実した毎日を送り、楽しみながら望む結果を手に入れるためには、「目標」を設定して、「やる気」を原動力にして取り組むのでは不十分だということです。
毎日が充実している人が持っている「○○」とは
では「充実した毎日を送るためには何が必要か」ということを考えてみたいと思います。
そのためには「充実した毎日を送っている人」を観察してみるとわかります。
彼らが共通して持っているもの、それは「情熱」です。
やる気よりも情熱のほうが発揮できるパワーが大きいです。
やる気というのは義務感が含まれている場合もありますが、情熱というのは義務感のニュアンスは一切ありません。
やる気が目標を達成するための原動力だとするなら、情熱は夢を実現するための原動力です。
つまり、やる気を情熱に昇華させることができれば、毎日を充実させることができることになります。
情熱を持つためには
情熱を持つためには壮大な夢を持つ必要があるような印象がありますが、必ずしもその必要はありません。
「人のために貢献する」ことだけが情熱ではありません。
「自分が幸せになる」ことにも情熱を持つことができます。
「他人の貢献よりも自分の幸せを優先するのは人としてどうなのか」という疑問がでてきますが、その疑問こそがメンタルブロックとなります。
メンタルブロックができるということは、「自分の幸せになる」ことを許可していないということです。
つまり、どんなに頑張っても幸せになることはできないということになります。
他人の貢献は自分が幸せになってからでいいんです。
自分の幸せを差し置いてまで他人に尽くす必要はありません。
自分が幸せになったら、「他人に貢献したい」という思いは必ず出てきます。
まずは、日々の生活で自分を幸せな気分にしてくれるものを見つける習慣を身に着けるようにします。
「車が好きなら欲しい車を見て、自分がそれを手にした時を想像し、幸せな気分に浸る」
「旅行が好きなら、自分の行きたい旅行先のパンフレットを見て高揚した気分にを味わう」
など、日常生活でできるエクササイズは無限にあります。
そしてこのエクササイズは妄想するだけですからお金がかかりません。
僕たちは自分が「本当は何を欲しているのか」ということが分からなくなっています。
普段の生活から意識してこういったことにアンテナを立てることで、鈍ったセンサーが働くようになります。
「あなたの夢は?」と聞かれたときに「年収1億円」とか「大豪邸に住む」とか答える人が大多数ですが、それらは「本当に自分が欲しているもの」でない可能性が高いです。
テレビなどで見た他人の夢を自分の夢と勘違いしているから、その夢に対する情熱が出てきません。
もしこれらの夢が「本当に自分の欲しているもの」と一致しているのであれば、「他人事から自分事にする」必要があります。
大豪邸を見て「いいなぁ、でも自分には無理だ」と思うのではなく、自分が大豪邸に住んでいる姿を妄想して自分事にすることが大切です。
情熱を持っている人で人生を楽しんでいない人はいません。
まずは自分の本当に欲しいものを見つけることから始めてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。