人生の究極の目的とは何かということを考えた時、「後悔しない人生を送る」ということだと僕は考えています。
僕たち人間は幸せになるためにこの世にやってきました。そしてその人生を終えるときに「悔いのない人生だった」と心から思えるのであれば、それこそが幸せと言えるのではないかと思います。
僕たちは日常生活でも後悔をしてしまうことが頻繁にあります。
今日はどうすれば後悔をしない人生を送ることができるかということについて考えてみたいと思います。
後悔を生む原因
後悔とは簡単に言うと「ああすれば(しなければ)よかった」と思うことです。つまり我々が後悔するとき、そこには必ず「選択」が存在します。
すべては結果論なのでどちらの選択が正しいのかは誰にもわかりません。
自分の選択が間違っていたと後悔をしていたとしても、ひょっとするともう一つの選択はさらに悪い結果を生んでいた可能性もあるわけです。
もし自分の選択に後悔していたとしても、それを選んだのは自分自身のはずです。にもかかわらず、何故後悔をしてしまうのでしょうか?
それはその選択は「自分の意志」ではなく、「他人からの影響」によって選ばれたものだからです。
- 親の目が気になるから、行きたくないのに大学に行く
- 欲しいものがあるのに、誰も買わないから諦める
- 歌手になりたいのに批判が怖くて諦める
これらはすべて自分ではなく、他人を基準においた人生の選択です。自分の心にしたがっていないので、そこには常に後悔が付きまといます。
もし後悔の感情が出てきたときは、自分の過去に対する解釈を変えるのが一番です。たとえどんな状況だったとしても、自分の選択は最善だったと思うことができれば、後悔をすることはありません。
後悔しない選択をするためには
では後悔しない選択をするためにはどうすればいいのでしょうか?
それは選択をするときに「頭で考えたことではなく、心で感じたことにしたがう」ということです。言い換えると「思考ではなく、感情に従う」ということです。
例えば就職するときに「収入がいいから」という理由でやりたくない仕事をした場合、これは思考にしたがって行動していることになります。損得勘定が生まれるとき、そこには思考が必ず存在します。
もしその仕事がやりたくないのであれば、その感情に従うこと後悔は生まれなくなります。
結婚をするときも、パートナーの容姿やステータスだけで決断をしているときは、思考にしたがっています。心からパートナーのことを愛しているのであればいいですが、そうでない場合は自分のした選択に後悔するかもしれません。
思考ではなく感情に従って行動するためには、普段から内観や自己対話をする習慣をすることが大切です。
心に従うと生まれるベネフィット
心に従うと後悔は生まれにくくなりますが、それだけではありません。
自分の決断によって選択したことに対しては、言い訳をしなくなります。
どんなにひどい状況になったとしても、「自分が自らの意志でそれを選んだ」ということが納得できているのであれば、言い訳をすることもありません。
逆に他人基準で決めてしまったことは、言い訳が出やすくなります。
YOLO
YOLOという言葉をご存知でしょうか?英語圏の若者たちが使う一種のスラングです。
You only live onceの頭文字をとってYOLOと表記します。
その意味は「人生は一度きり」です。
もし人生の節目節目で選択に迫られたとき、迷うことがあったらこのYOLOという言葉を思い出してください。
「人生一度きり、やりたいことをやる」ということを常に心がけていれば、自分の人生をフルに楽しむことができ、失敗と思えるような選択でさえも楽しむことができるようになります。
「たった一度の人生をどう生きたいのか」ということを意識すれば、後悔を生むような決断をすることはないはずです。
今日は以上です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。