心に充実感を感じることができないときは、
大抵思考がタイムスリップしていることが多いです。
過去に執着したり未来を思い悩んだり、
心はここにあらずの状態です。
いつまでも他人を許すことができない人は、
過去に縛られたまま現在を生きています。
うまくいかないことが続くと、
心がが弱り将来へ不安を感じるようになります。
僕は特に思考がタイムスリップしやすいタイプですが、
誰しも大なり小なり同じような経験をしているはずです。
1日は1440分しかありません。
1440分のうち果たしてどれぐらいポジティブな感情でいられたでしょうか?
人によっては「10分もない」という人もいるかもしれません。
1440分のうち1000分以上ネガティブな感情で過ごしていたとしたら、
考えただけでもぞっとしますね。
そんな状態で人生がうまくいくはずがありません。
過去に執着し未来に思い悩むということは、
1440分の時間の大半をネガティブな感情で過ごすということです。
非常にもったいないですね。
人生がうまくいかないときの対処法
うまくいかないことが起こると心は弱り気分は暗くなります。
その時間が長ければ長いほど、
さらに事態は悪化していきます。
マイナスの周波数に長い時間チューニングしていれば、
ネガティブなものが引き寄せられてしまうからです。
人生山あり谷ありですから、
常に順風満帆ということはありえません。
大切なのは「うまくいかないときにどう過ごすか」です。
嫌な出来事が続くときは、
心の避難場所を作っておくのがおすすめです。
僕のように仕事一筋みたいな人は心の逃げ道がないのでヤバいです。
なぜ低い周波数にチューニングしてしまうかと言えば、
そのことばかりを考えてしまうからです。
だから、そのことを考える時間を減らせばいいのです。
ここでのポイントは、考えないようにするのではなく、
別のことをやる(考える)ことです。
何かに集中していると、人が話している声も耳に入ってきませんよね。
スマホの画面に集中していると周りが見えなくなります。
つまり、1つのことに集中することによって、
もう一つのものの存在が消えるということです。
厳密にいえば存在はしているのですが、
認識していないので存在していないのと同じことです。
没頭できるものを複数持つようにしましょう。
1つのことがうまくいかないときは、
もう1つのことに没頭していると、
その瞬間はうまくいかないことを忘れることができます。
没頭するというのは「今この瞬間にいる」ということですね。
起こりもしない未来に不安を感じる時間
不安や恐怖というのは幻想であって実体はありません。
僕たちは実体のないものに怯えて日々を過ごしています。
大抵の場合、その不安や恐怖はただの思い込みです。
起こるかどうかも分からない出来事のことを考え、
今という時間を無駄にしてしまっています。
不安に感じても起きないことは起きないし、
まったく予想外の予期せぬ出来事が突然起こることもあります。
予期せぬ出来事に遭遇しても今こうやって生きているのだから、
起こってから考えればいいんです。
不安に感じれば感じるほどエネルギーがなくなり、
行動できなくなります。
結局のところ、不安を感じるだけで何の対策もしないままになってしまうということです。
過去も未来も現在にある
過去も未来もすべて現在にあります。
だから、現在=今を充実させれば
過去も未来も素晴らしいものになるということです。
今日という日は明日になったら過去になりますよね。
今というこの瞬間は数秒後には過去になってしまうのです。
今の自分が変われば未来の自分も変わります。
逆に言うと、今の自分が変わらないと未来の自分も変わりません。
今から出かけるとして遊園地に行くかショッピングに行くかで、
訪れる未来は変わりますよね?
毎日読書をしていれば1年後の自分は今とは別人になっているはずです。
未来を創るのは「今」です。
だから、「今ここにいない」ことは、
自分の未来を悪い方向へ向かわせているということです。
まとめ
今という時間はとても大切なものなのに、
あまり重要視されていないような気がします。
未来のことを考えている人は多いですが、
「今を充実させよう」と考える人は少ないです。
むしろ、「今楽しければいい」という考え方は、
あまりよくないものと考えられている風潮があります。
過去を作るのも未来を創るのも今なのだから、
幸せになりたければ今を充実させることです。
「ゴージャスな暮らしをしなさい」という意味ではなく、
自然を感じたりご飯を味わって食べるとかそういうことです。
そういうことに没頭していたら、
嫌なこともいつの間にか忘れているはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。