セルフイメージは人生においてかなり重要です。
「セルフイメージを高く持ちましょう」
とよく言われますがそんなに簡単にできるものではありません。
僕自身何度トライしてもうまくいかないことが多かったです。
どんなに頭で理想のセルフイメージを思い描いても、
潜在意識に刻み込まれた自分に対する思い込みには勝てないものです。
現実がうまくいっていないのに、
成功者のセルフイメージを持つのは難しいでしょう。
現実に引っ張られてしまうためです。
どんなに自分のことを「私はお金持ちだ」と自己暗示をかけたとしても、
銀行残高(現実)を見て「私はお金持ちではない」と思ってしまうのです。
頭で考えるだけではセルフイメージを高く持つことは難しいです。
今日は自分の過去の失敗経験も踏まえて編み出した、
セルフイメージを高く持つコツについてお話しします。
そもそもなぜセルフイメージが重要なのか?
まず最初に「なぜセルフイメージが重要なのか?」ということについて考えてみたいと思います。
セルフイメージが重要な理由は、
行動が変わるからですね。
人間は自分のセルフイメージに応じて、
あたかもその人物であるかのように振舞うようになります。
したがって、セルフイメージが低いのもよろしくありません。
セルフイメージを高く持つのは、
行動パターンを変えるためだと覚えておいてください。
理想のセルフイメージを持つ秘訣
頭で考えてうまくいかないのであれば、
体で行動してセルフイメージを変えてみてはいかがでしょう。
「私は成功者だ」と頭で考えるのではなく、
自分の理想の人物を演じてみるのです。
いつも家でダラダラしてしまうのであれば、
ドキュメンタリーの撮影をされていると思ってください。
必ずシャキッとするはずです。
四六時中理想の人物を演じるのは難しいと思うので、
慣れるまでは意識できるときだけで構いません。
特に感情が動きそうになったときに意識してみてください。
「こんなとき○○さんならどう考えるだろうか?」
と一瞬冷静になって考えてみることで、
少しずつ理想の人物の行動パターンに近づくことができます。
理想の人物を演じれば自然とそのような行動をとるようになるので、
結局高いセルフイメージを持つのと同じ効果が得られるわけです。
認知的不協和
認知的不協和とは簡単に説明すると、
思考と行動のつじつまを合わせようとすることです。
セルフイメージ(思考)で行動を変えようとするのではなく、
行動でセルフイメージ(思考)を変えるということです。
理想の人物を演じることを心がけていると、
自然とその人物のセルフイメージを持つようになります。
認知的不協和が起こるからです。
まとめ
セルフイメージを変えるのに頭で考えてうまくいかない人は、
理想の人物を演じることを意識してみてください。
「セルフイメージを変えよう」と考えて演じるのではなく、
ただ単純にその人になりきるだけです。
理想の人物を演じるという行為は楽しいものです。
楽しみながら取り組むことができるので、
必死に頭で考えるよりも挫折しにくいはずです。
最初は少しずつ意識することから始めて、
慣れてきたらできる限り長い時間演じるようにしてみてください。
気が付いたらセルフイメージが変わってるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。