今日はセルフイメージに関するお話です。
「セルフイメージによって人生が決まる」
と言っても過言ではないぐらい、
セルフイメージは人生において重要です。
上手くいかない現実も
セルフイメージ一つ変えるだけで、
カンタンに好転させることができます。
しかし、理想のセルフイメージを持つというのは、
カンタンなようで非常に難しいです。
今日は「なぜ理想のセルフイメージを持てないのか?」
について考察してみましたのでお聞きください。
やってはいけない謙遜はいますぐやめる
日本には謙遜するという文化があります。
謙遜をすることで相手に対する敬意を示すことは、
人として美しく理想の在り方であると言えます。
謙虚であることはすばらしいことですが、
謙虚にはやっていいものとやってはいけないものがあります。
やってはいけない謙虚をやってしまうとセルフイメージは低下しますが、
多くの人は無意識のうちにこれをやってしまっています。
本心からそう思っていなかったとしても、
言葉を発することによって自己暗示がかかり、
本当にそのような人間になってしまうからです。
他人から褒められた時にやたらと自分を卑下してしまう人は、
セルフイメージが下がりやすいので注意が必要です。
なぜ「私は年収○○万円」というセルフイメージを持っているのか?
※金額に他意はありません。あしからず。
「年収1億円ほしければ年収1億円のセルフイメージを持ちなさい」
とか
「年収300万円のセルフイメージだから年収300万円になってしまうのだ」
セルフイメージについて知識を深めていくと、
このような言葉を耳にすることがあります。
人間は自分のセルフイメージ通りの行動をするので、
この言葉が示す真理は間違っていません。
しかし、これ以上深堀りして論じられることはありません。
「年収300万円のセルフイメージだから、
年収300万円の自分が現実化する」
ここまではわかりますね。
ではなぜ「自分は年収300万円である」
というセルフイメージを持つようになったのでしょうか?
それはそういう現実があるからです。
もしこの人が年収1000万円になったとしたら、
セルフイメージは「年収1000万円」にかわるはずです。
つまり、現実がセルフイメージを作っているということです。
真面目に考えない能力
サラリーマンの人は「自分はサラリーマンである」と思っています。
そういうセルフイメージを持っているということです。
主婦の人は「私は主婦である」というセルフイメージを持っています。
これも先ほどお話ししたように、
現実によってセルフイメージが作られているからです。
サラリーマンなのに自分のことを、
「私はスーパースターだ」
と思っている人は少ないでしょう。
そういうセルフイメージを持ちたくても、
どこか後ろめたさを感じてブレーキをかけてしまうのです。
年収300万円の人が年収1億円のセルフイメージを持てないのも同じことです。
「自分は今年収300万円なのに年収1億円だなんて思ってもいいのだろうか?」
と感じてしまうのです。
もしくは「私は年収1億円だ」と無理矢理思ったとしても、
どこか嘘くさく感じてしまっているということです。
その理由は「現実に引っ張られ真面目に考えている」からです。
年収300万円という現実があるからそのセルフイメージを持ち、
年収1億円というセルフイメージを持つことに後ろめたさを感じている。
「現実には年収300万円なのだから、
年収1億円の自分であるわけがない」
と思ってるということです。
思考と現実の辻褄を合わせようとしているのです。
真面目に考えるから現実に引っ張られるのです。
「こんなはずはない」
とか
「自分らしくない」
と考えたっていいわけです。
真面目に考えすぎず、
現実に引っ張られないことが、
理想のセルフイメージを持つコツです。
さいごに
環境が変わればセルフイメージなんて簡単に変わります。
明日から総理大臣として働きだしたら、
いつの間にか自分のことを総理大臣と思うようになります。
それまでどんなセルフイメージを持っていたとしてもです。
セルフイメージなんてそんなもんです。
多くの人は現実(現在)にフォーカスしています。
だからこそ現実に引っ張られ、
不真面目に考えることができないのです。
今うまくいっていないからといって、
今後もうまくいかないとは限りません。
今から行動を変えれば未来も変わるのだから、
現実(現在)がどうだろうが関係ないのです。
過去の選択の結果が現在です。
つまり、現在=過去だということです。
現実に引っ張られる人というのは、
自分の過去ばかりを見ているということです。
人生は可能性に溢れていて、
未来にはたくさんのチャンスが待っています。
真面目に考えるのを止めて、
もっと自由な発想を持つことができれば、
理想のセルフイメージを持てるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。