本日の内容は昨日の続きになります。
昨日のブログでは「引き寄せしやすい人の特徴」として、観念(思い込み)が少ない人というお話をしました。
thepowerofsubconsciousmind.hatenablog.com
そして観念を手放していく訓練として「すべてのものを中立に見る癖」をご紹介いたしました。
世の中のすべての出来事にはプラスとマイナスがある。ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは僕たち自身が選択しているとご説明しました。
この視点が身に着くと、起こった出来事に対して一喜一憂しなくなります。
いい結果に舞い上がることもなければ、悪い出来事に対して落ち込むようなこともなくなります。
そして善悪をジャッジしなくなります。
善悪をジャッジしなくなると、嫌いな人がいなくなります。
人を判断するとき、自分の価値観というフィルターを通してその人のことを評価します。そしてどこかしら嫌なポイントがあるから、その人のことを嫌いになるのです。
しかしすべてを中立(善悪の区別なく)な視点で見ることができるようになると、
このフィルターが外れ、その人物のありのままの姿を受け入れることができます。
言葉で説明するなら「ただその人がそこに存在しているだけ」といったような感覚です。
嫌いな人のことを考えると気分が暗くなったり、怒りの感情が湧いてきたりしますよね。自分の人生の貴重な時間を、その人のために嫌な気分で過ごすのはもったいないですよね。
嫌な気分でいるときは波動も低く、好ましくない結果を引き寄せたりと悪いことだらけです。
自分の過去に起こったつらい出来事を振り返って、
「その出来事から得られたギフトは何だろう」と考えてみてください。
その時はネガティブに捉えていた出来事にも、必ずポジティブな面があったことに気づくはずです。
そしてそのポジティブな面を見つけたら、その出来事に対して感謝をします。
そうすると過去の呪縛から解放され自由になることができます。
実はこのネガティブ(に思える)な出来事も自分の思考が現実となったものです。
言い換えるならば「ネガティブな出来事は自分自身が起こしている」ということです。
このことについてはまた後日別の記事を書きたいと思います。
過去に起こったネガティブな出来事も、これから起こるであろう出来事もすべてポジティブな側面がある、ということが理解できると自分の将来の不安がなくなります。
どんな出来事が起ころうとポジティブな側面もあるのであれば、その出来事に対しての恐怖心はなくなります。
この中立的視点は「悟り」の状態にあると言えます。
悟りは「差取り」と表現することもでき、要するに「差がない状態」のことです。
出来事そのものに絶対的な意味などないのに、僕たちの「観念」というフィルターを通して、「差」をつけて善悪のジャッジをしているのです。
そのフィルターを取り除き、ポジティブ、ネガティブの両面を見ることができるようになると、悟りの境地に近づくことができます。
もし何かの出来事に対して感情が動きそうになったら、一度ニュートラルな視点に戻るように心がけてみてください。
最初はなかなかできませんが、意識しているうちに少しずつ自分の思考に変化が現れます。
ニュートラルな視点を手に入れたら潜在意識がクリアになり引き寄せが加速します。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。