今日お話しする内容は僕が最近感じたことを綴っていきます。
なかなか信じ難い話ですので、信じられない方は適当に聞き流していただければと思います。
人生について深く考えてみたとき、「人生とは、1本のレールの上を走る自動運転の列車のようなものである」ということに気が付きました。
ポイントは「1本のレール」と「自動運転」です。
この列車にはブレーキがついていません。
常に走り続けています。
止まることができない理由は時間が流れているからです。
人生は常に進み続けていますよね。だから止まることができないんです。
そして車と違って縦横無尽に移動できるわけではなく、レールに沿って走ることしかできません。
そのレールの上にはところどころに分岐ポイントがあり、線路切り替えによって進路が変わります。
思考がハンドルで感情がシグナル
人生とは自動運転で放っておけば勝手にいい方向へ進むようになっています。
つまり、僕たち人間が余計なことをしなければ自動的に成功する(幸せになる)ということです。
人生山あり谷ありと言いますが、不運な出来事がずっと続くことはありません。
それは人生という列車が勝手によい方向へ軌道修正するからです。
自分の人生を100%信頼し、すべてを委ねていれば必ず幸せになれるのに、
多くの人は自らの手で「人生がうまくいかなくなる方向」へ進路を向けてしまいます。
このブログでは何度もお話ししましたが、出来事そのものにプラスもマイナスもありません。
嬉しいとか悲しいと感じるのは僕たちがそのように解釈しているだけです。
会社をクビになって落ち込む人もいれば、
新しいチャンスができたと歓喜する人もいます。
要するに捉え方の問題です。
このことを踏まえて聞いてください。
何か出来事が起こった時、僕たちは何かしらの感情を感じます。
それは自分がネガティブ(ポジティブ)に解釈したから湧いてきた感情です。
感情というのは心のシグナルです。
ネガティブに感じるのであれば、「そっちの方向には進んではいけない」と心が訴えているということです。
この感情が人生のレールの上にある信号機だと思ってください。
あなたという列車が走っていて、「こっちへ進んではいけない」ということを知らせてくれています。
止まることはできませんから、そのまま(ニュートラル)の道を進むか、ネガティブな道を進むかしかできません。
その時にどちらに進路をとるかを決めるハンドルの役割を担うのが思考です。
ネガティブな感情を感じたときに、ずーっとネガティブ思考から立ち直れない人がいます。
この人は進路をネガティブ路線に切り替えて、「人生うまくいかない駅」へ向かって進んでいきます。
逆に一瞬ネガティブな感情を感じたけど、すぐに冷静になってポジティブな側面に思考を向けることができた人は、そのまま(ニュートラル)の路線を進みます。
人生は自動的にうまくいくようになっているのだから、そのままの路線を進み続けることさえできれば、必ず成功するようになっています。
つまり、「思考さえコントロールしていれば人生がうまくいかなくなることはない」ということです。
不運な出来事(繰り返しますが、不運だと解釈しているだけです)が起こったとしても、そこにギフト(ポジティブな側面)を見つけることができれば、ネガティブな感情も薄れていきますよね。
人間はまず感情を感じてから思考をしますが、
その思考次第でその後の感情はコントロールできるんです。
ずっとネガティブ思考で生きている人は、切り替えポイントが来るたびに「うまくいかない路線」を選択し爆進し続けます。
人生を信頼していないと自分で人生をコントロールしようとする
僕たちが幸せになるためにやるべきことは、人生を信頼しすべてを委ねることです。
人生を信頼していれば、よくない出来事が起こっても心を乱されることはありません。
なぜなら、その後に必ずうまくいくのがわかっているから、「その出来事は単なる通過点である」ということが理解できているからです。
しかし、ほとんどの人は良くない出来事が起こった時に、自分の力で何とかしようとします。
そして、その根源にあるものは不安や恐怖です。
「このまま自動運転の列車に任せるのは不安だ」ということで、自ら運転席に座りブレーキをかけようとしたり(ブレーキはついてませんが)、進路を自分で決めようとしたりします。
しかし、根源にあるものが不安と恐怖なので、選択した進路は「うまくいかない路線」に必ず進むようになっています。
フォーカスしたものを引き寄せる理由
思考とは「意識の視線」のようなものです。
意識がプラスを向くかマイナスを向くかは思考によって決められています。
そして、自分が視線(フォーカス)を向けたものを必ず引き寄せるようになっています。
例えばあなたが猛スピードの自転車で坂道を下っていたとします。
目の前には電柱が見えていて、今にもぶつかりそうです。
このとき、電柱からいっさい視線を外さずに電柱をよけることはできますか?
おそらく不可能でしょう。
それと同じで意識のフォーカス(視線)がマイナスを向いていたら、
マイナスをよけることはできないんです。
人間万事塞翁が馬
僕の座右の銘でもあります。
この言葉の意味の説明は割愛しますが、簡単に言うと「何をもって良い・悪いと判断できるのか?」ということです。
一見よさそうに思える出来事もその後の不運につながっていたり、不運に思えることが幸福のきっかけとなったり。
点で見た場合と線で見た場合では見え方が違うのです。
もし今人生がうまくいっていないのであれば、それはあなたが「うまくいっていない」と思っているだけです。
今の状況がきっかけで何か良い出来事につながっているのだとすれば、むしろあなたは幸運だと言えるわけです。
人生の邪魔をしない
以上のことをまとめると、「幸せな人生を送りたいのであれば、思考をネガティブに向けないことと、余計なことをして人生の邪魔をしないことが重要」ということになります。
要するにすべてを人生に委ねるということです。
「そんなことしたら堕落するのでは?」と思うかもしれませんが、
すべてを委ねるとは怠惰になりなさいという意味ではありません。
「自分の人生は必ずうまくいく」と信じなさいということです。
そう信じることで怠惰になってしまうことはありません。
人間には自己実現欲求があるからです。
自分の人生に幸せを感じて過ごしていると、どこかのタイミングで「○○をしてみたい」と思うことが必ずあります。
その心の声に従っていれば、怠惰になることはありません。
その源泉は「○○をしてみたい」というワクワクのエネルギーなので、
うまくいく確率が非常に高いです。
仮にうまくいかなくても、やりたいことをやっているのだから幸福度は高いです。
自分で人生をコントロールしようとする人は、恐れと不安のエネルギーで「○○をやらなければならない」と考えているからうまくいかないんです。
良くない出来事は自分がそう思っているだけで、プラスもマイナスもありません。
そして、その出来事は人生がうまくいくために必要だから起こっています。
そこで感情を乱されてネガティブ思考になり、「うまくいかない人生」に路線を変更するから、人生がうまくいかなくなってしまうのです。
良くない出来事が起こって、一時的にネガティブな感情になってしまうのは仕方ありません。
しかし、すぐに冷静になり思考をネガティブに引っ張られないようにすることが、
良い人生を歩むためにとても大切なことであると言えます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。