みんな必死に人生を生きていますが、
人生を全力で生きてきたという人は
少ないのではないでしょうか。
あなたは今までの人生の中で、
死ぬ気になって努力したことはありますか?
日々の生活を一生懸命生きることと、
全力で人生を生きることは違います。
全力で人生を生きると、
本気で人生を生きたことのある人しか
手に入れられないものを得ることができます。
人生のゴールとは?
人生のゴールとはいったいなんでしょうか?
僕が思う人生のゴールとは、
この世を去る間際に人生を振り返った時に、
「悔いのない人生だった」と思えることだと考えています。
どんなに社会的に成功したとしても、
後悔だらけの人生だったなら、
それは決して幸せとは言えないと思います。
それとは逆に、社会的成功を収めることができなくても、
悔いのない人生を過ごすことができればその人生は成功だと思います。
本気で人生を生きると得られるもの
死ぬ気になって努力をしたけど、
目標を達成することができなかった。
普通に考えたら、これって残念なことだと思うはずです。
確かに結果だけ見れば残念なことではありますが、
なぜかそういう感情は湧いてきません。
「全力を尽くしてダメだったのだから仕方ない」
という諦めに似た感情が湧いてきますが、
そこには悔いとか言い訳はありません。
むしろ「やるだけのことはやった」という満足感すら感じます。
本気で人生を生きて初めて感じた何とも不思議な感情です。
偶然論と必然論
あなたは今の自分の人生は偶然だと思いますか?
それともなるべくしてなったと思いますか?
僕は今の自分の人生は必然だと思っています。
今の自分の状態のまま過去に戻ってやり直すことができれば、
もっと良い選択をすることができると思います。
しかし、ただ過去にさかのぼって人生をやり直したところで、
おそらく同じ選択をすることになると思っています。
同じ選択をするわけだから同じ結果がもたらされることになります。
何度人生をやり直したとしても、
結局同じ選択と結果を繰り返すだけです。
僕たちはその時その時の最善の決断をしています。
誰が好き好んで最悪の選択を選ぶのでしょうか?
今の人生に不満だらけの人もいるかもしれませんが、
過去のあなたはその時のベストの選択をしたわけです。
だから、過去の自分のことを責めてはいけないのです。
過去の自分がベストの選択をしていなければ、
今よりも悲惨な状況になっていたわけですから。
本当に欲しいものは感情
人々がお金を欲しがるのはなぜでしょうか?
彼らは本当にお金が欲しいのでしょうか?
お金そのものにはほとんど価値はありませんね。
1万円札の原価は22円だそうです。
お金は価値と交換して初めて意味を持ちます。
紙切れだけもっていても何の役にも立ちません。
無人島に持っていくなら
ノートのほうがいろいろ使い道があるので
よっぽど価値があるわけです。
僕たちがお金を使うのは、
商品やサービスが欲しいからですよね?
でも実際は商品やサービスが欲しいわけではありません。
それらを手にすることによって得られる世界が欲しいのです。
言い換えると商品を手にしたときの感情のことです。
豪邸に住みたいのではなく、
豪邸に住むことによって得られる感情がほしいのです。
海外旅行が欲しいのではなく、
海外旅行によって得られる感情が欲しいのです。
じゃなきゃ不便な思いをしてまで旅行する意味がわかりません。
人生で一番欲しいもの
僕が人生で一番欲しいものは、
「満足感」や「達成感」です。
これらは何かしらの成果によってのみ得られる感情だと思ってましたが、
どうやらその考えは間違っていたようです。
本気で人生を生きたら、
望む成果が得られなくても
満足感や達成感は感じるのです。
そして精一杯頑張ってきた自分への
「よく頑張った」というねぎらいの言葉。
心の奥底から湧き上がってくる
言葉では表現することのできない感情です。
同時に今まで本気で生きてこなかったなという思いもあります。
まとめ
全力を尽くして本気で人生を生きることができれば、
成果の有無にかかわらず「満足感」が得られます。
言い訳や後悔も一切なくなります。
なぜなら全力を尽くしたから。
人生で一度ぐらい全力を尽くしてみるのも悪くないものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。