潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

「嫌われたくない」は嫌われる



人間誰しも「他人によく思われたい」という欲望を持っています。

 

しかし、その感情が強くなりすぎると、

「嫌われたくない」という意識が生まれ、

大きな心理的ブレーキになってしまいます。

 

何かに挑戦しようとするときに、

「失敗して批判されたらどうしよう」

という恐怖が心理的ブレーキとなり、

挑戦すること自体を諦めてしまいます。

 

これも「嫌われたくない=よく思われたい」という

感情の裏返しです。

 

この心理的ブレーキが原因で

行動を起こせない人は本当に多いです。

 

何を隠そう、かつての僕自身もそうでした。

 

 

 

 

「嫌われたくない」人のセルフイメージ

f:id:Apollojustice:20191026145302j:plain

「嫌われたくない」と思っている人の

セルフイメージはどういうものでしょうか?

 

「自分は誰からも好かれる存在だ」と心の底から思っている人は、

「嫌われたくない」なんて思わないはずです。

 

なぜなら、好かれるのが当たり前だと思っているからです。

嫌われるなんてこれっぽっちも考えていないので、

「嫌われたくない」という発想自体生まれません。

 

「嫌われたくない」と思っているということは、

「自分は嫌われるような人間である」

というセルフイメージを持っているということです。

 

「自分は異性にモテない」というセルフイメージを持っている人は、

異性にモテない人として振舞います。

そして、その現実がより強化されることになってしまいます。

 

嫌われたくない人は自意識過剰

 

例えば、あなたが大勢の前でスピーチをすることになったとします。

 

とても緊張しますよね。

 

失敗したら怒られるかもしれないし、

バカにされるかもしれません。

 

スピーチ中の意識も、

「失敗したらどうしよう」

ということを常に考えているはずです。

 

この時あなたの意識は100%自分に向いています。

 

聞いてくれる人に自分の思いを届けることよりも、

自分が失敗しないようにすることに全力を注いでいます。

 

当然、あなたには聴衆のことは見えていません。

 

ひょっとしたら、聴衆は退屈そうに聞いているかもしれません。

 

そのことに気づけば、次の話題に話を進めるなど

臨機応変に対応することもできたはずですが、

自分のことしか見えていないので、それに気づくことができません。

 

結果として、相手の気持ちを汲み取ることができず、

嫌われることになってしまいます。

 

 

 

自分を裁かない

「他人に嫌われたくない」と強く思ってしまうのは、

自分で自分のダメな部分を裁いているからです。

 

自分と他人を比較し、自分の他人より劣っている部分を

「ダメなもの」として裁き、自分を責めてしまっています。

 

どんな人間にも長所も短所もあります。

 

自分の短所を裁かず受け入れて、

「(短所も含めて)自分は素晴らしい」と信じることができれば、

他人から嫌われることが怖くなくなります。

 

ひとつだけ言っておくと、

僕たちが考えるほど、人々は他人に興味がありません。

 

自分が逆の立場になってみるとわかりやすいですが、

誰かが失敗したり、普通の人より劣っていたとしても、

そこまで気にすることはなかったのでないかと思います。

 

他人に好かれようとすると自分に嫌われる

 

他人に好かれようと自分のことを卑下したり、自分の気持ちを押し殺すようなことをすると自分に嫌われます。

 

あなたは自分のことを悪く言う人や、全然言うことを聞いてくれない人のことをどう思いますか?

 

そんな人嫌いですよね?

 

それを(内側の)自分にしてしまっているんです。

 

自分の思うことよりも他人の言うことを信じる。

自分を信じていないから「自信」を失うわけです。

 

「自分の敵は自分」

 

という言葉がありますが、自分を敵に回すと非常にやっかいなことになります。

 

何かあるたびにネガティブなセルフトークをするようになり、それが自分の可能性を大きく制限してしまうからです。

 

あなたは「誰か」のために生きているわけではないですよね?

 

だったらなぜ、その人にとって都合のいい人になろうとするのでしょうか?

 

実はそんなに実害はない

「嫌われたくない」と恐怖を感じるときは、いったん冷静になって考えてみてください。

 

「その人に嫌われることによって被る被害は何?」

 

この質問を投げかけてみると、実は大した問題ではないということに気づくかもしれません。

 

「実害はほぼないのに傷つくのが怖い」というだけである場合がほとんどなのです。

 

今はネット社会なので、会ったこともない赤の他人から嫌われることを恐れる人も少なくありません。

 

しかし、その人に嫌われたところで実生活になんら影響はないわけです。

 

恐怖に実体はありません。

 

見えないから怖いのであって、じっくりと見てみると意外に大したことないなんてこともよくあるのです。

 

抽象的視点で見る

抽象的視点で見るというのは、

一つ高い視点から物事を見るということです。

 

 

www.theloablog.com

 

「俯瞰で見る」というとわかりやすいかもしれません。

 

自分から見た他者ではなく、

上空から自分と他者を見下ろしているような感じです。

 

完全に自我を離れ、

客観的に自分を見ることができている状態です。

 

その視点から見ることができれば、

相手が何を考えていて、

何を欲しているかが見えるようになります。

 

「嫌われたくないと、何もしない人間が一番嫌われる」

 

どこかの本で見つけた言葉です。

 

行動すれば現実が変わり、

現実が変わると見える景色が変わります。

 

「嫌われたくない」と自分でブレーキを踏んで、

行動を制限してしまうのは、人生にとって大きな損失です。

 

www.theloablog.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。