潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

言葉の暴力



日本は経済的に豊かな国なのに人々の心が貧しいのは、

否定ばかりを受けて育てられたのに、

褒められることがほとんどないからです。

 

こんな環境で自己肯定感が育まれるわけがありません。

 

日本人は褒めるのが下手といいますが、

笑いごとで済まされる問題ではないと思います。

 

もし否定をたくさんうけたとしてもそれと同じ量の賞賛をもらえれば、

そこまで心が傷つくことはなかったでしょう。

 

どこかの本で読みましたが、

「暴力は法で裁かれるのに言葉の暴力は裁かれないのはおかしい」

と言っている人もいます。

 

近年では、行き過ぎた言葉の暴力は罰せられるようになりましたが、

言葉の暴力に対して深刻に考えている人はまだまだ少数であるように思います。

 

 

 

言葉の暴力が与えるダメージ

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体の傷は時間とともに癒えますが、

言葉の暴力によって傷ついた心は癒えることがありません。

 

「忘れる」という機能によって一時的に記憶から消えることはあっても、

潜在意識の奥深くにその傷跡は残り続け、

その体験を想起させるような出来事が起こった時に、

古傷がうずくような感じで表層化します。

 

言葉の暴力のダメージは絶大で、

人生を台無しにしてしまうぐらいの威力があります。

 

場合によっては、そのせいで命を落としてしまう人もいます。

 

否定を受けた人はセルフイメージが低下し、

自分に自信を持てなくなります。

 

それなのに言葉の暴力を与えている側は、

その行為がどれだけ相手の人生に悪影響を及ぼしているか自覚がありません。

 

絶対に言ってはいけない言葉

「なんでこんなこともできないの!」とか「なんでこんなこともわからないんだ!」といった言葉は、相手の人格を否定する「絶対に言ってはいけない言葉」です。

 

「なんで」と言っておきながら、別にその答えを求めているわけではありません。

 

ただ相手を責めたい(攻撃したい)だけ。

 

人それぞれ得意不得意は違うし、

この世界に完璧な人間など存在しません。

 

自分にとっては当たり前にできることでも、

別の人にとったら難しいことだってあります。

 

逆も同じです。

 

自分が苦手とすることが、他人にとっては簡単な場合もあります。

 

自分が得意とすることを他の人ができないからといって、

その人の人格を否定するような発言をするのは、

ちょっとどうかと思います。

 

優れている部分を見ようとせず、

足りていない部分ばかりフォーカスしてしまうのは、

日本の悪い文化です。

 

発信したエネルギーが戻ってくる法則

自分が発信したエネルギーは必ず戻ってきます。

 

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つまり、他人を傷つけるようなエネルギーを発していると、

それが巡り巡って自分に返ってくるということです。

 

他人は傷つくし、自分も損します。

だれも幸せになりません。

 

会社の例でいうなら、否定的な言葉をかけられた社員はセルフイメージが下がり、

パフォーマンスが下がるので会社の業績にも悪影響を及ぼします。

 

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そのせいで自分の給料がカットされたり、

リストラの浮き目にあう可能性だってあります。

 

家族の場合でいうならば、家族に否定的な言葉を浴びせることにより、

家族の雰囲気が悪くなります。

 

言葉の暴力を浴びせられた人は、イライラいしたり攻撃的になったりします。

 

そして、今度は自分がそのストレスのはけ口にされてしまいます。

 

家庭の雰囲気が悪くなって嫌な思いをするのは自分自身です。

 

言葉の暴力を浴びせる人は自分で自分の首を絞めていることに、

今すぐ気づかなければなりません。

 

大切にする順番が逆

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家族はぞんざいに扱うのに、外面だけはやたらいい人がいます。

 

でも、自分と長い時間一緒にいるのは家族です。

そこを大事にせず、自ら雰囲気を悪くしてしまうのは愚の骨頂と言えます。

 

短期的な視点で見れば、ストレスのはけ口にしてすっきりするかもしれません。

 

でも、長期的に見れば自分も損することになります。

 

パートナーに否定的な言葉をかけつづけると、

パートナーは「自分はダメな人間である」というセルフイメージを持つようになります。

 

そうすると、それが仕事にも悪影響を及ぼすことになるわけです。

 

そんなセルフイメージの低い状態で収入を増やすことは不可能でしょう。

 

パートナーを傷つけるということは、

自ら豊かになる道を拒絶しているようなものです。

 

まとめ

言葉は使い方を間違えると凶器になります。

 

表面的に傷を負うわけではないので、

「何を言っても許される」と思いがちですが、

ある意味普通の暴力よりも人生に与えるダメージは大きいです。

 

他人の人格を否定するような言動は、

相手のことを思ってのことではありません。

 

自分の感情をぶつけたいだけの自己中心的な行為です。

 

人々が言葉の重みに気づき、優しさあふれる言葉で満たされる世界になることを、

心から願ってやみません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。