このブログでは様々なテーマについて記事を書いていますが、そのほとんどが本質的な話ばかりで、具体的な方法論については言及していません。
僕の考えは、「物事の本質さえ理解していれば、方法論は人それぞれ違うのが当たり前」というものです。
具体的に「こういう行動をとったほうがいい」という情報は、ある人にとっては役に立つ反面、ある人にとっては全く役に立たないということも良くあることだと思います。
ですが、事の本質というのは、一種の心理というか万人共通のものなので、どんな人にも有効であると考えています。
今回も具体的な方法論というよりは本質的な話になります。
そのため、内容がうまくつかめないかもしれませんが、その点ご了承お願いいたします。
仕事や家事が大変な理由
「仕事や家事が大変」という人もいれば、少数派ですが「仕事や家事は楽」という人もいます。
両者の違いは色々あります。好き嫌いや向き不向きなどもその違いのひとつです。
「仕事や家事が大変」というのは、肉体的負担が大きいからというわけでは必ずしもありません。
特にオフィスワークで事務作業の仕事の場合は、体力はほとんど使いません。
ちなみにこの場合、社内の人間関係は良好であると想定してお考え下さい。
では、体力を使わず人間関係が良好な職場で、「仕事が大変」だと感じるときはどういうときでしょうか?
①仕事=苦労という観念がある
まず一つ目の理由は「仕事=苦労」という観念を持っていることです。
言い換えると「お金を稼ぐためには苦労をしないといけない」と思い込んでいるということです。
つまり、楽してお金を稼ぐということを自分自身に許可していない状態です。
そういう思い込みを持っていると、「仕事とは大変なものである」と自分自身に暗示をかけてしまっているので、楽に仕事をすることができなくなります。
世の中には、自分の好きなことを仕事にしている人がたくさんいます。
そういう人を見たり話しを聞いたりすることで、自分の古い固定観念が徐々に書き換えられていきます。
「仕事=苦労」というのはただの思い込みです。
お金をもらっているということは、会社から信用されているということです。
信用できない人にお金は払いませんよね。
誰かから信用されるということは、あなたにそれだけ価値があるということです。
それだけでも十分素晴らしいことだと思います。
②自分のキャパを越えている
例えば、週に企画書を1部作成するのが当たり前になっている人に、「週に3つ企画書を提出してくれ」と依頼されたら、その人は「そんなの無理」と考えることでしょう。
それはその人のキャパを越えてしまっているからです。
別の言い方をすると、その人のコンフォートゾーンの外側であるということも言えます。
僕たちが自分のキャパを越えるものに対して「無理」と感じるとき、大抵の場合それは自分の能力が足りていないからではなく、「できない」と思い込んでいるだけです。
今回のケースでいうならば、週に企画書1つ作成するのがその人のコンフォートゾーンです。
少し頑張れば、週に3つ作成することも無理ではありません。企画書自体を作成するスキルはそなわっているはずなので、能力が足りていないというわけではないからです。
ただ、自分のコンフォートゾーンの外側にあるので、「できない」と思い込んでいるだけです。
僕たちは無意識のうちに自分の限界を決めてしまっています。
そして、そのことが僕たちに「仕事や家事=大変」と思い込ませているのです。
仕事や家事を楽にする方法
例えば先ほどのケースで、「自分は週に3つ企画書を作成するのは当たり前だ」と思っていたらどうでしょうか?
「できない」と考えることはありませんよね。
当たり前ならできないはずがないからです。
「週に3つ企画書を提出するのが当たり前」だと思っている人が「週に3つ企画書を提出してくれ」と言われたとしても、それが大変だとは思わないはずです。
自分が当たり前にできることを大変だと思う人はいませんよね。
実際には週に1つしか企画書を作成していなかったとしても、「自分は週に3つ企画書を提出して当たり前だ」と思い込むだけで、大変さは全然違います。
ここまでくれば答えがわかったのではないでしょうか?
仕事や家事を楽にする方法とは、「自分のセルフイメージを上げること」です。
例えば、あなたがフルタイムで働いて、家で家事もして副業もしていたとします。
普通に考えたらめちゃくちゃしんどいですよね。
でも、「それぐらいできて当たり前」だというセルフイメージを持っていれば、そこまで苦にはならないはずです。
自分のセルフイメージが低いから、それを大変だと思ってしまうのです。
つまり、「自分はスゴイ奴だ」と思い込んでいるほうが、人生において何かと楽だということです。
自分のことをスゴいと思い込むことは、お金も迷惑もかかりません。
だったら、そう思っておいた方が得ですよね。
別に根拠なんかなくたっていいんです。
とにかく「自分はスゴイ。だからできる」と思い込んでいれば、大きな壁がやってきたときに怖くなって、その場から逃げ出すことがなくなります。
「1000人の前でスピーチしてください」と言われたら恐怖を感じますよね。
でも、しゃべることができるなら、上手か下手かは置いといて、能力的にスピーチができないというわけではないはずです。
「できない」とか「怖い」という感情が出てきたとき、「できないんじゃなくて、自分のセルフイメージが低かっただけなんだ」ということに気が付くと、急に恐怖がなくなります。
セルフイメージを高めるにはいろいろ方法がありますので、自分にあったやり方を選ぶのがいいと思います。
どうすればいいのかわからない人は、アファメーションを試してみるのをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。