潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

小さな成功体験



「成功」と聞くと突然次元上昇を起こしてワープするイメージがありますが、

実際は小さな階段を少しずつ上っていくような感じです。

 

いきなり大きな成功をするのではなく、

小さな成功を積み重ねた結果が大きな成功につながるというのが真実です。

 

成功の定義にもよりますが、大きな成功を掴むことは容易ではなく、

ごく一部の限られた人しかそのステージにたどり着くことはできません。

 

でも小さな成功体験なら、僕たちは日々当たり前のように経験しているのです。

 

2月に次男が生まれ毎日赤ちゃんと接していますが、

赤ちゃんを見ていて思うのは、「人間って本当に何もできない状態から始まる」ということです。

 

動物の赤ちゃんは生まれすぐに立ち上がったりすることができますが、

人間の赤ちゃんができることは、「泣く」、「おっぱいを飲む」、「手足をジタバタさせる」ぐらいです(生理的活動除く)。

 

生まれたばかりの頃は寝返りすら打つことができないのです。

 

そう考えると、「今の自分は本当にいろんなことができるようになったよなぁ」と思うわけです。

 

生まれたときから毎日小さな成功体験を重ねてきたから、

今のいろんなことができる自分になれたということです。

 

 

 

自己肯定感が下がるプロセス

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多くの人が行動できないのは自分に自信がないからです。

自信がないのは自分の自尊心を育んでこなかったからです。

 

ずいぶん前の古い記事になりますが、この記事に書いてある通り、

日本は世界でもトップクラスに自己肯定感が低いです。

 

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ほとんどの人は幼少期に周囲の大人たちから褒められて育ちます。

 

歩いただけで褒められて、

おしゃべりしただけで称賛されて、

字を書いただけで感動されます。

 

この時期は数えきれないぐらいの「すごいね」を聞かせられます。

自己肯定感も最高潮に高い状態です。

 

それが小学生ぐらいから徐々に褒められることが少なくなります。

その代わりに怒られたり否定される機会がどんどん増えていきます。

 

日本の教育はマイナスにフォーカスした教育なので、

良いところを伸ばすのではなく、悪いところを矯正することが基本になっています。

 

英語には数多くの「すごい」に該当する言葉があります。

Good,Great, Cool, Awesome,Amazing,Fantastic,Marvelous,Fabulousなど。

 

ぱっと思いつくだけでもこれだけあります。

それだけ「褒める」ことや「賞賛する」ことが日常的に行われているということです。

 

日本は「すごい」に該当する言い回しのバリエーションが少ないですよね...。

 

海外(西洋)では、小学生になっても大人になっても褒められる習慣があります。

だから途中で自尊心が損なわれてしまうことはまれなのです。

 

日本は小学校に入りだしたぐらいからパタリと褒められなくなります。

代わりに雨のように否定の言葉を浴びせられます。

 

まだ人格も形成されていないような年齢なのにです。

 

今まではアメばかり与えられムチを与えられることはなかったのに、

ある時期を境にアメを与えられることはなくなり、

ムチばかりを浴びせられるようになってしまうのです。

 

精神的に成熟していない子供のダメージは大きいですよね。

 

心が病んでいる日本人が多いのもうなずけます。

人格が形成される大切な時期に否定ばかりされるわけですから。

 

本当は自分が自分にアメを与えてあげないといけないのですが、

それができる子供は極めて少ないでしょう。

 

小さな成功体験を褒める

人間は動物の中で唯一進化するようにプログラミングされています。

そうでなければ、今も縄文時代のような生活をしていたはずです。

 

僕たちは日々進化しているのです。

 

毎日少しずつ成長しているんです。

でもそのことを自覚している人はほとんどいません。

 

昨日できなかったことが今日できたなら、

それがどんなに小さな事であろうと成長したということです。

 

昨日の自分にはできなかったことが今日できたわけですからね。

 

多くの人はその成功体験に気づかずそのままスルーしてしまいます。

だからいつまでたっても自尊心が満たされず自信を持つことができないのです。

 

よく考えてみてください。

 

昔は電車に乗ることさえ緊張していたはずです。

それが今では無意識でも乗れるぐらい余裕でできるようになっているのです。

 

それってすごいと思いませんか?

 

昔の自分からしたら「神」のように思えるかもしれません(笑)。

 

でも褒めないんです。

 

それはなぜか?

 

周りの人が当たり前にできているからです。

 

そう、僕たちは過去の自分との比較ではなく、

他人と自分を比較して自己評価をしているのです。

 

だから成長してもそれを褒めてあげることができないのです。

 

大人になったら褒めてくれる人の数はますます減っていきます。

自分が褒めてあげないと誰もあなたのことを褒めてくれなくなります。

 

こういうことを言うと、「電車乗るなんて誰でもできるし当たり前やん」という人が必ずいます。

 

そういう人にお伝えしたいことがあります。

 

「当たり前だったら自分のことを褒めちゃダメなんですか?」

 

もしそう思っているとしたら、あなたはそういう洗脳をされてきたということかもしれません。

 

有難いことに感謝するのは普通の人で、

当たり前のことに感謝できるのがすごい人です。

 

毎日の生活の中にある「小さな成功体験」を見つけ、

それを褒めてあげてください。

 

人生が楽しく明るいものになること間違いありません。

 

「昨日できなかったことができた」というだけでもいいんです。

 

「昨日は面倒くさくてできなかった掃除が今日はできた」

 

それも小さな成功体験です。

昨日の自分ができなかったことが今日の自分にはできたからです。

 

そういう小さなことを褒めていると、

時として馬鹿らしくて笑えてくることがあります。

 

そういうときは、「そんな小さなことを全力で褒めている自分ってサイコー」って褒めてあげてください。

 

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多分もっと笑えてくるはずです。

 

気が付いたら毎日楽しいことだらけになっているでしょう。

 

そしてその小さな成功体験の積み重ねが、

あなたを想像できないようなところに連れて行ってくれることでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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