今日は成功法則に関する記事を書きます。
巷では様々な成功法則が飛び交っていますが、人によって言うこともバラバラなのでどれが正しいのかわからないという人もいると思います。
「目標は必要である」という人もいれば、「目標など立てないほうがうまくいく」という人もいます。
どちらの人物も成功者と呼ぶにふさわしい人物であった場合、
彼らの説く成功法則はどちらも正しいことになります。
自分に合った成功法則というのは人それぞれなので、
万人に再現性のある成功法則というものは存在しません。
その見極め方は自分の強みや興味から判断することができますが、
それ以外の判断材料として「人生のステージ」というものがあります。
人生は2ステージある
ほとんどの人の人生は2ステージあります。
ごくまれにステージ2のみの人もいますが、9割以上の人の人生はステージ1とステージ2に分かれています。
ただし、全員がステージ2に到達できるわけではありません。
成功法則に忠実に従っているのに全然結果が出ない人がいます。
それは自分のステージを理解しないまま、適切な成功法則に従っていないことが原因として考えられます。
ステージ1の人がステージ2の成功法則を採用してもうまくいかないし、
ステージ2の人がステージ1の成功法則を採用したら、人生が空回りして大変なことになります。
この「人生のステージ理論」はいくつかの成功法則に関する本で論じられています。
ブラックエンジンとホワイトエンジン
成功するためには原動力が必要です。
車が走るためにはエンジンが必要であるのと同じように、
人間が成功をつかむためにもエンジン(のようなもの)が必要です。
エンジン=モチベーションではありませんが、
モチベーションもエンジンの一部に含まれます。
このエンジンには、ブラックエンジンとホワイトエンジンの2種類があります。
ブラックエンジンとはダークなエネルギーを原動力とするエンジンです。
「自分をバカにした連中を見返してやる」とか
「今月中に借金を返さないととんでもないことになる」といったような、
憎しみや恐れのエネルギーを使うのがブラックエンジンです。
ブラックエンジンは非常にパワーがあるので、圧倒的な行動量を生み出します。
ただし、長期的にブラックエンジンを使うと体を壊したり、精神的に病んでしまったりという弊害があります。
車だって排気の悪いエンジンで走り続けていたらガタがきますよね。
それと同じような感じです。
一方ホワイトエンジンとは、クリーンなエネルギーを原動力とするエンジンのことです。
「感謝」や「笑顔」などはクリーンエネルギーの代表的なものです。
クリーンエネルギーは概して波動が高い物ばかりです。
ホワイトエンジンを使っているとき、我々は一種のフロー状態にいます。
フロー状態とは「ゾーン」という言葉で表現されることもありますが、
極限の集中状態にありながら、体や心はリラックスしている状態のことです。
このフロー状態にあるとき、まるで「ただ体を委ねて川に流されているだけ」のような感覚を感じます。
ホワイトエンジンが原動力となっているときは、頑張らなければ頑張らないほどうまくいきます
逆にこの状態で変に頑張ってしまうと、人生が空回りすることになります。
川に流されていればいいのに、自らオールを漕いで流れに逆らっているような状態です。
第1ステージはブラックエンジン、第2ステージはホワイトエンジンを使う
「頑張らない方がうまくいくって本に書いてあったから頑張るのをやめたのに、全然人生が良くなりません」という人がいます。
それはホワイトエンジンを使う段階を間違えていることが原因です。
ホワイトエンジンを使うのはステージ2の人です。
そりゃそうですよね。
原因と結果は常にセットになっているのだから、行動しなければ結果も変わりません。
普段から家でダラダラしているだけの人が、今よりもさらに頑張るのをやめたとしても何も変わりません。
ほとんどの人はステージ1とステージ2があるとお伝えしたように、
最初はステージ1でブラックエンジンを使う必要があります。
とにかくネガティブエネルギー満載でいいので、がむしゃらに行動しなければなりません。
はっきりいってめちゃくちゃ苦しいです。
原動力がブラックエンジンなので、心も体も極限まで追い詰められているような状態です。
大半の人はこのステージ1で耐え切れなくなり、行動することをやめてしまいます。
そして、ホメオスタシスの働きも手伝って、今までの自分の現状に戻っていきます。
ステージ1にいる限り、大きな成功をつかむことはできません。
大きな成功をつかむためには、ステージ2に進む必要があります。
ステージ1の人がステージ2に進むためには、「もうだめだ」と諦めてしまうぐらいの限界までブラックエンジンで行動しなければなりません。
行動して、行動して、行動しまくってるのに全然うまくいかない。
尽くせるだけの手を尽くし、万策尽きてしまい「もうダメだ」と諦めた瞬間にチャンスが到来します。
これが執着を手放した状態です。
限界まで行動し続け執着を手放しすべてを委ねた瞬間、人生のステージが変わります。
そうすると、頑張らなくても人生がうまくいくようになります。
それまでに圧倒的な行動をしているのだから、結果が出るのは当然と言えます。
これがステージ2にいる状態です。
ただし、この段階でブラックエンジンを使い続けると、またステージ1に転落する可能性があります。
一度執着を手放したら二度と執着してはいけません。
ほとんどの人はステージ1で中途半端に頑張るから苦しいままなんです。
「頑張るなら頑張る」、「頑張らないなら頑張らない」。
どちらかに決めないと中途半端が一番しんどいです。
まとめ
成功法則をうまく使いこなすためには、自分の人生のステージを理解する必要があります。
そして、自分のステージに合わせて適切なエンジンを使わないと、
成功どころか逆に人生が苦しくなってしまいます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。