「豊か」という言葉を聞くと、
経済的富裕をイメージする人が多いですが、
豊かは必ずしも金銭的充実だけを指すわけではありません。
スピリチュアル(?)系の本を読むと、
「豊かさとは自分の心の中にある」という記述をよく見かけます。
僕もその通りだと思います。
自分の外側に豊かさがあると思っている限り、
本当の意味の豊かさを手に入れることはできないでしょう。
豊かであるとは豊かさをキャッチできる心を持っていること
人生というのは自分の認識によって作られています。
外的要因は認識を作るきっかけの一つでしかなく、
最終的に自分がどう解釈するかによって現実が作られます。
要するに「自分がどう思うかがすべて」だということです。
どんなに他人から否定されたとしても、
「私は素晴らしい人間である」と自分で思っていたら、
その人は「私は素晴らしい人間である」という現実を生きることになります。
自分の外側に豊かさが存在すると思っている人は、
外的要因によって豊かさがもたらされると信じています。
しかし実際のところは、
自分の認識ひとつでいくらでも豊かさを感じることはできるのです。
豊かさとは「豊かさをキャッチできる心を持っていること」です。
どんなに不足感を感じている人でも、
視点を変えれば必ず豊かさを持っています。
しかし、豊かさをキャッチできる心を持っていないと、
そういうものを持っていたとしても豊かさを感じることはできません。
「外的要因が豊かさをもたらす」は幻想
外的要因が豊かさをもたらすと思っているのはただの幻想です。
Aさんは年収1000万円です。
果たしてAさんは豊かと言えるでしょうか?
自分より年収が低い人と比べれば豊かさを感じるかもしれませんが、
自分より年収が高い人と比べれば不足感を感じるはずです。
要するに比較対象によって解釈が真逆になるのだから、
「事実」そのものに豊かさなど存在しないということです。
上には上がいるし下には下がいます。
すべてにおいて他人より勝っている人など存在しないし、
すべてにおいて他人より劣っている人も存在しません。
人間のどの部分をどう切り取って解釈するかで、
見え方や感じ方はまったく変わります。
「○○だったら...」という不足感思考
「○○だったらいいのになあ」と感じることがあるかと思いますが、
これこそまさに不足感を感じさせる思考です。
「○○がないから自分は豊かでない」と言っているようなものだからです。
先ほども言ったように、外的要因はあくまでもきっかけでしかなく、
豊かさというのは自分の内側にしか存在しません。
不足感を感じたら内側と繋がってみる
人間は2つの世界を生きています。
物質世界と精神世界です。
外側の世界と内側の世界と表現することもできます。
多くの人は外側の世界でしか生きていませんが、
この両方を生きて初めて「人生の幸福」を手に入れることができます。
不足感を感じやすい人は、外側の世界で生きている比率が高いです。
物質世界(外側の世界)にはプラスとマイナスが存在するので、
どうしても不足感を感じてしまうことがあるからです。
精神世界(感情よりもっと深い部分)にはプラスもマイナスも存在しません。
愛や勇気や本質にプラスもマイナスも存在しませんよね?
不足感を感じやすい人はいったん内側の世界と繋がってみてはいかがでしょう。
「もうすでに自分は豊かである」ということに気づくに違いありません。
まとめ
自分の人生に豊かさを感じられない人は、
視点の切り口を変えてみてください。
「お金はなくても時間はある」とか、
「お金と時間はないけど健康はある」とか
なにかしらの豊かさが見つかるはずです。
結局自分の思い込みが現実を作るので、
都合のいいように自分を洗脳すればいいんです。
不足感を感じても気分はよくないし、
何も得することはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。