今日は次男(赤ちゃん)の寝かしつけをしました。
いつもはすんなりと寝てくれるのですが、
今日はかなりグズグズで全然寝てくれず。
1時間ぐらい悪戦苦闘してました。
とても学びの多い体験だったので、
今日はその気づきをシェアしたいと思います。
赤ちゃんのような物言わぬ存在の方が、
気付きを与えてくれたりするんですよね。
大人になると言葉で意志疎通をするので、
理屈で考えてしまい気づきが得られにくくなるものです。
赤ちゃんから教わったこと
今日の寝かしつけのとき次男はずっと泣いていました。
そのときの僕の心は非常に穏やかというか「無」に近い状況で、
そのことについて何も感じませんでした。
通常であれば、「早く寝かせないと」と焦ったり、
泣き止まない子供にイライラしてしまうものです。
今日は「いつか寝るだろ」ぐらいにしか思っていなかったので、
無理して寝かせようとも思わなかったし、
ただひたすら抱っこしてゆらゆらしてました。
あまりにも寝ないのでこちらが立ったまま寝そうになりました(笑)。
そのときに気づいたのは、
「コントロールしようとするから
焦ったりイライラしたりするのだ」
ということでした。
焦りの気持ちもイライラの感情も、
すべては自分自身が作り出しているもの。
無理にコントロールしようとしなければ、
赤ちゃんがただ泣いているという事実があるだけで、
別に何も思わないのです。
真面目な人ほど苦しくなってしまうのは、
「○○しなければならない」
という思いが強いからだと思います。
「赤ちゃんを寝かせなければならない」
ということは赤ちゃんを「コントロールしたい」
と思っているのと同じことです。
大人なら言葉で伝えれば聞いてくれますが、
赤ちゃんはそういうわけにもいかないので、
思うようにならない現実に焦りやイライラを感じるのです。
例えば、外出先で赤ちゃんが泣いたときに
「他の人の迷惑になる」
と思っている人は焦るだろうし、
「赤ちゃんが泣くのは当たり前」
と思っている人は何も感じないはずです。
結局自分の考え方次第で感情が決まるということです。
ちなみに前者の場合は、
「他人に迷惑をかけたら自分が責められる」
という恐怖も深層心理に隠されています。
赤ちゃんに限らず小さい子供というのは、
自分の思い通りに動いてくれないものです。
そこでイライラを感じてしまうのは、
相手を自分の思い通りにコントロールしたい
という気持ちです。
強迫観念は捨てる
観念の中でも恐れの感情を生むような観念を強迫観念と呼びます。
この強迫観念が多ければ多いほど、
心の余裕がなくなります。
「○○しなければならない」
という思い込みも強迫観念の一つです。
「しなければならない」という言葉の後ろには、
もれなく「さもないと...」という言葉が続きます。
この「さもないと」に続く文章が恐れの正体です。
だからこそ、思い通りにコントロールしたいと思うわけです。
しかし、その恐れの感情も「しなければならない」という思い込みも、
自分自身が作り出している幻想にすぎません。
それらを手放すことができれば、
ネガティブな感情に流されることはなくなるのです。
この強迫観念は主に常識や通念によって作られます。
そして、その常識や通念を受け入れるかどうかは本人次第です。
だからこそ、同じことを体験しても、
「当たり前」と思う人もいれば、
「ありえない」と思う人もいるわけです。
さきほど「心の余裕がなくなる」とお伝えしましたが、
その状態を作り出しているのは自分自身(の考え方)なのです。
もっとニュートラルに事実をとらえて、
刺激に反応しない生き方をすればすごく楽になります。
まとめ
毎日子育てに奮闘しているお母さんたちは素晴らしいと思います。
赤ちゃんのことを真剣に考えすぎてしまい、
心に余裕がなくなっている人も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんは泣くものだし、
眠たくなればいつか寝ます。
真面目に向き合いすぎるあまり、
心に余裕がなくなって赤ちゃんに
悪影響を及ぼすのであれば本末転倒です。
強迫観念を捨ててニュートラルに事実をとらえれば、
心に余裕が生まれるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。