コロナウィルスの影響により廃業する会社や、
仕事を失う人々が増えつつあります。
あなたも「明日は我が身」と漠たる恐怖を感じているかもしれませんね。
「不安で夜も眠れない」という人もいると思います。
コロナが終息したとしても、
その後に大不況がやってくるのは、
間違いありません。
世界中の国が経済に大打撃を受けてでも、
ビジネスを半強制的にストップさせているのは、
その方が経済が受ける打撃が少なくて済むからです。
各国の偉い人も、「ビジネス活動をストップしたら
経済がどうなるか」ぐらいはわかっています。
にもかかわらず、ほとんどの会社の営業停止をさせるのは、
そうしないともっと悲惨な状況になるからです。
終息が長引けば長引くほど、
経済への打撃も大きくなります。
今むやみやたらに出歩くと、
終息までの期間を長引かせるだけです。
中途半端なロックダウンでは意味がありません。
一部の人間が自粛しても、
別の人たちが感染拡大をさせていたら、
いつまでたってもこの状況が続くだけです。
余計なことを考えすぎない
恐怖というのは自分自身が作り出している幻想です。
「ああなったら嫌だな」
「こうなったらどうしよう」
「○○になるのではないか」
などと妄想を膨らませることにより恐怖が生まれます。
超人的な妄想力で自ら作り出した恐怖によって、
起こってもいないし、起こるかどうかもわからないことに怯えるのです。
まだ若いのに老後の不安を感じている人がいますが、
何十年も先の遠い未来なんて考えたところでどうしようもないわけです。
彼らは「老後が不安」と何十年も先のことを心配するわりには、
1年後、5年後、10年後のことは何も考えていません。
本当に考えるべきは、もっと近い将来のことじゃないかなと僕は思います。
何十年も先のことを考えたところで、
その時に日本や世界がどうなっているかもわからないし、
自分が生きているかどうかもわからないわけです。
だからそんなこと考えても仕方ないのです。
だったら毎日全力で生きて、
いつ死んでも後悔のないようにしておけばいいだけです。
長生きだけど後悔だらけの人生と、
短命だけど悔いのない人生だったら、
あなたはどちらを選びますか?
恐怖を感じるのが嫌なのであれば、
余計なことを考えなければいいだけです。
でもなぜか、超人的なイマジネーションを働かせて、
恐怖を自ら作り上げ怯えてしまうのです。
お金が無くなる=Game overではない
コロナの影響で仕事や収入がなくなり、
お金に対する恐怖を感じている人もいると思います。
まず、その人たちに言いたいことは、
「苦しんでいるのはあなただけではない」
ということです。
同じような人は世界中に何万人といます。
「だから甘えたことを言うな」と言いたいのではなく、
「あなたは一人で戦っているわけではない」ということが言いたいのです。
あなたよりも悲惨な状況の人もたくさんいるはずです。
「苦しんでいるのは自分一人じゃない」と思うと、
少し気持ちが楽になりませんか?
お金がなくなることに怯えている人は、
「お金が無くなる=人生終了」だと思い込んでいるのではないでしょうか?
もしくは銀行残高がマイナスになったら、
強制的にホームレスになると思っているかもしれません。
でも、お金がマイナスになったからといって、
命が奪われるわけではありません。
多額の借金を抱えていても元気に生きている人はたくさんいます。
時間は取り戻すことはできませんが、
お金は後からいくらでも取り戻すことができます。
「自分にはその力がない」と思い込んでいるから怖いわけです。
要するに自分のことを信用していないということです。
「お金が無くなっても挽回できる」と自分のことを信用していれば、
そもそもそんな恐怖など生まれることはありません。
お金がなくなることに恐怖を感じるのは、
「お金がなくなるとどうなるか」がわからないからです。
人間は見えないものに恐怖を感じる習性があります。
「実際に経験してみると意外に大したことなかった」
という体験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?
大した事ないのに恐怖を感じる理由は、「知らない」からです。
○○不足が恐怖を生む
多くの人は恐怖におびえる割に、
具体的な行動を起こそうとはしません。
恐怖というのは逃げるよりも立ち向かったほうが楽なんです。
逃げ続けている限り、いつまでも恐怖が追いかけてくるからです。
お金が無くなるのが怖いのであれば、
実際にお金がなくなったらどうなるか調べてみてください。
確かに今と同じ水準の生活を維持することはできないかもしれませんが、
「人生が終わるほどのことではない」とわかるはずです。
問題思考で行動している限り、問題が拡大するだけです。
問題思考で行動するのではなく、
解決思考で行動してみてください。
「どうしよう、どうしよう」とうろたえるのではなく、
「どうすればこの問題を解決できるか」を考えるのです。
「知らない」から恐怖を感じるのであれば、
知るようにすればいいだけです。
恐怖が生まれるのは、単純に情報不足やリサーチ不足が原因である場合が多いです。
さいごに
リサーチして情報を知っても恐怖が消えない人は、
「開き直る」という方法もあります。
「開き直る=すべてをゆだねる」です。
すべてをゆだねると恐怖は消えます。
恐怖を感じることは決して悪いことではありませんが、
いつまでも怯えているだけで何もしないのはよくありません。
「今の自分にできることは何でもやってみる」
それでもだめなら「すべてをゆだねる」。
恐怖を乗り越えたら人間は強くなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。