人間には３つのタイプがあります。
- いつも過去にこだわっている過去思考タイプ
- 今のことしか考えていない現在思考タイプ
- 常に未来を見ている未来思考タイプ
一番良くないのは過去思考タイプです。
現在思考タイプは良い場合とそうでない場合があります。
今が幸せで精一杯楽しんでいる人は良いですが、
現状に不満ばかり感じている人はよくありません。
今日は未来思考パターンについてお話ししていきたいと思います。
正しい未来思考
人生に希望を感じることができない人は、
出口のないトンネルを歩いているようなものです。
希望は暗闇を明るく照らす光のような存在です。
どんなに今がつらくても希望があれば頑張れます。
多くの人が幸せを感じることができないのは、
人生の中に希望が見いだせないからです。
あなたが今、人生最大の苦境に立たされていたとします。
しかし、あと２年耐えれば100%の確率で理想の生活が手に入るとします。
あなたはどのように感じますか？
今は確かにつらいかもしれませんが、
未来の理想の生活をイメージしたら
むしろワクワクして幸せな気分になりませんか？
未来に希望が見えれば人間は頑張れるんです。
今やっていることが絶対にうまく行くという確信があれば、
「諦める」という選択をすることはありません。
諦めるという選択をしてしまうのは、
「このままやっていてもうまくいかないかもしれない」
という思いがあるからです。
もし10年間継続すれば100%の確率で欲しいものがすべて手に入るとしたら、
絶対に継続できるはずです。
その時のことをイメージしたら楽しい気分になりますよね？
希望があるだけで暗かった人生が一気に明るくなるのです。
間違った未来思考
人生に希望を見出すことが正しい未来思考です。
しかし、間違った未来思考というものも存在します。
そして、残念ながら大半の人は間違った未来思考で生きています。
人生に希望を持つと暗闇が明るくなるのでしたね？
間違った未来思考は、今がどんなに明るくても一瞬にして暗闇に変えてしまう力があります。
間違った未来思考、それは未来に不安を感じることです。
どんなに今楽しくて幸せを感じていたとしても、
未来に不安を感じてしまうと一気に暗い気分になります。
不安を感じるだけで、将来だけでなく今この瞬間も台無しにしてしまうのです。
自分の見方次第で希望にも不安にもなる
すべての出来事にはプラスもマイナスもあります。
自分の解釈次第でどちらに捉えることもできるということです。
良い面ばかりを見ると悪い面が見えなくなるし、
悪い面ばかりを見ていると良い面が見えなくなります。
つまり、未来に希望を見出すか不安を感じるかは、
自分の見方次第でどうにでもできるということです。
感情を観察する
「私には趣味もやりたいこともない。だから未来に希望など感じられない」
と言う人は自分の感情を観察してみてください。
悟りを開いていない限り、欲望や願望のない人間など存在しません。
それが「ない」というのなら、センサーが鈍っているだけです。
自分はどういうときに喜びを感じるのか？
何に対して嬉しいと思うのか？
そのヒントをくれるのが感情です。
実は怒りの感情や「イラッ」とする感情にも、
自分の才能を見つけるヒントが隠されています。
おもしろき、こともなきよを、おもしろく
「おもしろきこともなきよをおもしろく」とは高杉晋作の言葉です。
「つまらない」と思っている人生も、
自分の考え方を変えるだけで楽しいものに変わります。
あなたは毎日嫌々働くために生まれてきたわけではないはずです。
溜まったストレスをネット上にぶちまけるために生まれてきたはずではないはずです。
人生を「つまらない」と感じている人は、
ただ死に向かうために生きているだけの人です。
新しい年を迎え、新たな目標を立てた人も多いと思います。
年の初めはワクワクしますよね？
その理由は希望に満ち溢れているからです。
「今年こそは飛躍の年にしたい」と。
目標なんて達成できなくてもいいんです。
目標に向かっていれば必ず成長するし、
その道すがらに必ず喜びがあるからです。
大切なことは希望を持ち続けること。
「努力は必ず報われる」と信じ続けること。
そうすることで、おもしろきこともなきよがおもしろくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
