人生の真理とは非常にシンプルなものになっています。
- どれだけ自分の人生に感謝できているか?
- どれだけ自分のことを愛しているか?
この2つだけです。
自分の人生に感謝して自分のことを心から愛しているだけで、人生というのは必ずうまくいくようになっています。
僕たちは無意識のうちについついネガティブな感情に引っ張られがちです。
でも、ネガティブな感情に意識を向ければ向けるほど、そういう出来事を引き寄せてしまい、いつまでたってもうまくいかない人生から抜け出すことができません。
真面目な人ほど、こういうパターンに陥りがちです。
僕自身も「なぜこんなに人生がうまくいかないのか」悩んでいた時期がありました。
当時はその答えが見つかりませんでしたが、今なら何が原因かわかります。
昔の僕は小さなことにイライラしたり、どうでもいいことに怒りを感じたりしていました。そうかと思えば、ちょっとした出来事ですぐに不安や恐怖を感じるなど、マイナス思考に支配されている状態でした。
自分の意識をネガティブな感情に向けることで、自ら自分自身を「うまくいかない人生」に導いてしまっていたのが原因でした。
自分を愛する
自分を愛することというのはとても簡単なはずなのに、実際は簡単にできることではありません。
多くの人は「自己犠牲による他者貢献」に美徳を感じており、自分を大切にすることに対して、心理的ブレーキ(メンタルブロック)を感じています。
特に日本ではその風潮が強いように思います。
「自分のことを愛している」というと変な目で見られるか、自己中心的な奴だと言われて批判されます。
でも、自分の人生なのだから自分を大切に扱うのは当たり前です。
自分を愛するということは、自分を大切にするということと同義です。
大半の人は、自分よりも他人のことを優先します。
その結果、自分を大切に扱うことをせず、心が疲弊していきます。
他人を大切にすることは重要です。でも、自分を大切にすることはもっと重要です。
自分がいるから、自分の大切な人を守れるんです。
自分がダメになったら、大切な人を守ることもできなくなります。
世間の常識が人生の真理であるとは限りません。
むしろ、人生の真理とは真逆の場合が多いです。
もし常識が人生の真理であるならば、世の中の大多数の人は幸福感で満たされているはずです。
しかし、実際には世の中の大多数の人は幸福感を感じることができておらず、自由な考え方をもっているごく一部の人だけが、人生に幸福を感じています。
自分を大切にするとはどういうことか?
「自分を大切にするとはどういうことか」について考えてみたいと思います。
簡単に言うと、「我慢しない」ことです。
僕たちは日常生活でたくさんの我慢をしています。
「お金」、「仕事」、「人間関係」など様々な分野で我慢をしています。
- どうしても欲しいものがあるのに、金額が高いから買うのを我慢する。
- やりたくもない仕事だけど、お金のために嫌々仕事をする。
- 気の乗らない人付き合いも、嫌われるのが怖くて仕方なく付き合っている。
別に一時的にお金がなくなっても、また貯めればいいだけの話です。別にお金が無くなっても死ぬわけじゃありません。それよりも、自分を我慢させることのほうが人生にとってはマイナスになります。
やりたくない仕事をしているのは、自分のやりたいことよりもお金を優先して仕事を決めているからです。
「やりたいことを仕事にするなんて無理だ」と思っているのであれば、好きなことを仕事にして、幸せな億万長者になっている人を見ることです。そうすればその思い込みを手放すことができます。
気の乗らない人付き合いを続けていても、そのストレスが続くだけです。そういう人間関係はさっさと断捨離したほうが、長期的に見るとプラスになります。
自分という人格を一人の人間として考えてみてください。
自分の好きなように自由にさせてくれる人と、いつも我慢ばかりさせる人のどちらを好きになりますか?
自分に我慢ばかり強いる人は好きになれませんよね?
自分の人生を創造しているのは自分自身です。
その自分を敵に回して人生が上手く行くわけがありませんよね。
自分を大切にするために避けるべき口癖
「言葉」のもつ重要性については何度もこのブログで触れましたが、言葉遣いには本当に細心の注意を払ったほうがいいです。
言葉の使い方ひとつで、人生の向かう先が180度変わるといっても過言ではありません。
言葉によって自分の意識のフォーカスが決まります。
「自分はなんてダメなやつなんだ」と言っていれば、僕たちの意識は自分がいかにダメな奴であるかという根拠を見つけようとします。
逆に「自分はなんて素晴らしい人間なんだ」と思っていれば、意識は自分の素晴らしい場所を見つけようとするということです。
つまり、普段自分がどういう言葉遣いをしているかによって、人生が大きく変わるということです。
ここでは僕たちが無意識のうちについつい使ってしまう口癖をご紹介します。
この口癖をやめるだけで、人生が一気に好転します。
それは「(私は)○○でいい」というものです。
「お茶にしますか?お水にしますか?」と聞かれて、「お水でいいです」とついつい行ってしまいますよね。
でも、今日からその口癖を止めてください。
「○○でいい」っていうことは、妥協しているということです。
別の言い方をすると、自分を大切にしていないということです。
自分のことを本当に大切にしているのであれば、妥協せず自分が欲しいと思うものを選ぶはずです。
「ぶっちゃけ、お茶でも水でもどっちでもいいし」と思うかもしれませんね。
だとしても、「○○でいい」という表現は避けるべきです。
なぜなら、その言葉を一番聞いているのは自分自身だからです。
自分の意志と関係なく「○○でいい」と言った瞬間に、脳は自分は「○○でいい」という人間にふさわしい人物であると認識するようになります。
認知的不協和というものがあります。
言葉(行動)と意識に矛盾が生じるとき、脳はその両者につじつまを合わせようとします。
つまり、「○○でいい人間」につじつまを合わせようとするということです。
要するに「○○でいい」と言うことによって、どんどん自分のセルフイメージが下がっていくということです。
何気ない一言ですが、とてつもなく恐ろしいことですよね。
自分を大切にしましょう。
それで批判されても気にしないことです。
批判するのはその人がそういうパラダイムで生きているからです。
別にその人を変える必要もないし、自分は自分の正しいと思うことを信じていればいいだけです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。