潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

Give and Take



世の中を客観的視点で観察してみると、

そこには一定の法則が働いていることが見えてきます。

 

結局人間も自然の一部なので、

自然法則のような法則が存在しないと考えるほうが不自然です。

 

すべての人間は、GiverもしくはTakerの2種類のタイプに分類することができます。

 

Giverは与える人、Takerは奪う人です。

 

ほとんどの人は両方の側面を併せ持っています。

どちらの割合が大きいかによって、その人がGiverかTakerかが決まることになります。

 

人生の真理を知っている人は、

与える事の重要性を理解しています。

 

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自我を捨てて見返りを求めず与えることで、

それが大きなリターンとなって戻ってくる

 

その法則を知っているので、彼らは「与える人」となり、

どんどん豊かになっていくのです。

 

2種類のGiver

 人生の達人たちによると、

Giverはさらに2種類に細分化されるそうです。

 

与える人となり大きなリターンを手に入れる人と、

与えるだけ与えてTakerにむしり取られる人です。

 

後者にならないためには知恵をつける必要があります。

 

与えるという行為はすばらしいですが、

その善意につけこんでくるTakerが必ずいます。

 

それを見極めるためには知恵をつけなければなりません。

 

真理は常識の逆であることが多い

「真理は常識と真逆であることが多い」ということを、

このブログでは何度かお話してきました。

 

というかほとんどの常識が真理と対極に位置していると思えるぐらい、

常識の真逆にある人生の真理は多いです。

 

普通に考えると、GiverよりもTakerのほうが得をしているように思えます。

 

しかし、世の中を見渡してみるとTakerの人ほど豊かでない場合がほとんどです。

一時的に豊かになることはあっても、持続性がなく長続きしません。

 

一方で豊かな人の大多数はGiverです。

 

ここには何かの法則が存在するとしか思えません。

 

ここでいう豊かさとは経済的豊かさだけではありません。

精神的な豊かさも含まれています。

 

Takerの人は常に強迫観念に追われ、

心に余裕がないように見えます。

 

2つの法則

「なぜGiverは豊かになりTakerは豊かになれないのか」を解明するにあたり、

この両者のエネルギーがどのように働いているかを考えてみました。

 

その考察にあたって前提となるのが、

以下の2つの法則です。

 

・自分が発したエネルギーは戻ってくる

・そのエネルギーは違う角度から戻ってくる

 

これだけだとわかりづらいので、説明を捕捉します。

 

例えばAさんがBさんによいことをしてあげたら、

やがて巡り巡ってAさんによいことが戻ってくるというのが1つ目の法則です。

 

ただし、BさんからAさんによいことが戻ってくるわけではありません。

まったく別の角度(例えばCさん)からAさんのところによいことが戻ってきます。

これが2つ目の法則です。

 

もちろん、いいことだけでなく悪いことの場合も同じです。

 

ちなみに、多くの人は「出来事が先で反応が後」だと考えていますが、

実は真実はその逆で「発信が先、受信が後」です。

 

 

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あなたを怒らせる人(Aさん)がいたとします。

 

あなたが怒っているのはその人のせいだと思いがちですが、

実はそれより前にあなたが誰かを怒らせるようなことをしたから、

それが自分のところに返ってきただけです。

 

2つ目の法則で述べたように、

戻ってくるエネルギーは必ずしも当事者からとは限りません。

 

Aさんが怒らせるようなことをしたからあなたが怒っているのではなく、

あなたが他の誰かを怒らせるようなことをしたから、Aさんがあなたを怒らせているだけだということです。

 

 

Takerは抽象度が低い

先ほどの2つの法則を踏まえてTakerのエネルギーの働きを考えてみます。

 

Takerは奪おうとする姿勢の人です。

 

奪おうとするエネルギーを発するから、

そのエネルギーが巡り巡って自分のところに返ってくることになります。

つまり、奪われる(失う)ような出来事が起こるということです。

 

発信が先、受信が後でしたね。

 

この理屈がわかれば「与える人」が豊かになるのも理解できます。

 

それだけではなく、抽象度が低いこともTakerの人々が豊かになれない原因だと考えられます。

 

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抽象度が低いとは、簡単に言い換えると「視野が狭い=自分しか見えていない」ということです。

 

抽象度の高い人は視点が高いです。

 

視点が高いから世の中を見渡すことができます。

 

Takerは「欲しい欲しい」ばかりで自分のことしか見えていませんね。

だから抽象度が低いわけです。

 

相手のことを見ることなしに与えることはできません。

だから、Giverはすべからく相手(世の中)のことが見えています。

 

抽象度が高い=世の中を渡すことができる人は、

財布のサイズが大きいのでしたね。

 

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視野が狭い=自分のことしか見えていない人は、

財布のサイズが小さいままです。

 

財布が小さいからたくさんお金を入れることができません。

 

Takerの根底にあるのは「自我」と「執着」です。

だから、トラブルも多く心に余裕がないのです。

 

自我や執着がなければ心が乱れることはありません。

 

理不尽な出来事が起こって腹を立てるのは、

「自分は正当な扱いを受けてしかるべきだ」

という見返りを期待しているからです。

 

自我も執着もなければそういう出来事が起こっても、

 

「ま、別にいいかな」

 

ぐらいにしか思わなくなります。

 

Give and Take

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日本語のGive and Takeは「持ちつ持たれつ」というニュアンスで使われています。

 

「与えたから受け取る」というこの考え方は、

相手に見返りを期待していることになります。

 

豊かになるためには、Giveをした後にTakeをしてはいけません。

 

ただGiveするだけ。

 

Takeをする=相手に見返りを期待するということは、

執着しているということです。

 

何かに執着していると、その執着をより強化させるようなものを引き寄せます。

 

完全に執着を手放すと自我が消え、

真空状態の自分になります。

 

そうするとありとあらゆるものが吸い寄せられるようになるのです。

 

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まとめ

「もらう(受け取るほう)が得だ」と考えて、

多くの人は豊かさと逆行する道を選んでしまいます。

 

そして自我と執着に支配され、心の余裕を失います。

 

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このブログを読んでいる人にTakerはいないと思いますが、

今Takerの人が将来的にこの記事を見つけて、Giverに変わることを心から願っています。

 

一人でもGiverが増えれば、きっとこの世界はもっと素晴らしいものになるでしょう。

 

微力ながらでもその役に立つことができれば、

僕としてもうれしい限りです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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