一度悪いことが起こると、悪いことが立て続けに起きることがありますよね。
僕たちはそれを「負のスパイラル」と呼んでいます。
今日のテーマは「負のスパイラルを断ち切る方法」です。
人生の流れが悪くなってきたとき、今日ご紹介する方法をぜひ試してみてください。
そこで必ず負のスパイラルを断ち切ることができるはずです。
負のスパイラルが起こる理由
実は負のスパイラルが起こるのにはちゃんとした理由があります。
決して偶然良くないことが連続して起こっているわけではありません。
何かマイナスな出来事が起こった時、僕たちの感情はネガティブになります。
そして思考は不安や恐怖に支配されています。
さらに僕たちの波動も低くなってしまっています。
思考を向ける対象への熱量が高ければ高いほど、その物事は現実として引き寄せられます。
脳は現実と非現実関係なく、強く臨場感を感じたものを現実として認識するのでしたね。
そして、引き寄せの法則は「波動同調の法則」です。
波動が低くなってしまうと、ネガティブなものを引き寄せやすくなってしまうのです。
現実レベルで考えてみても、マイナスな出来事が起こった時の我々の思考は「自分はついていない」、「自分は不運だ」と思っていますね。
そうすると、自然と「ついていない」と思わせるような出来事が、目に付くようになります。
これは以前に解説したRASの働きによるものです。
つまり、負のスパイラルが起こる理由は「マイナスの出来事が起こった時に、ネガティブなものに思考を向けてしまっているから」ということが言えます。
マイナスは否定するのではなく、見方を変える
人生必ずマイナスな出来事が起こります。
なぜなら、宇宙に存在するすべてのものは、プラスとマイナスでバランスをとるようにできているからです。
したがって、マイナスを避けようと思っても避けることはできません。
どんな人でもうまくいくときもあれば、うまくいかないときがありますよね。
「宇宙はバランスで成り立っている」というのは、そういうことです。
多くの人は未来に不安を感じています。しかし、不安を感じたところでその恐怖の対象が避けられるわけではありません。
むしろ、意識すればするほどその不安にエネルギーを与えてしまい、現実化させてしまいやすくなります。
マイナスは否定してはいけません。
なぜなら、マイナスとプラスはセットだからです。
対極図というものがありますが、白の勾玉の中に黒い点があり、黒の勾玉の中に白い点
があります。
あれは、プラスの中にもマイナスがあり、マイナスの中にもプラスがあるということを意味しています。
つまり、マイナスを否定して遠ざけるということは、同時にプラスも遠ざけるということになります。
人生で最悪だと思えるような出来事が起こった時は、人生の方向転換をするチャンスです。
確かに最悪な状況というのはすぐには消えませんし、良い出来事が現実化するまで時間差があります。
しかし、その最悪な出来事をして受け入れないようにすると、その後にギフトとして待っている「良い出来事」もやってこなくなります。
マイナスの出来事が起こったら、「一緒にプラスの出来事も(時間差で)引き寄せられている」と見方を変えることです。
そうすれば、不安に支配されることもないし、目の前の現実に慌てることもなくなります。
「マイナスの出来事にギフトがないか探す」という習慣は、その後に負の連鎖が続かないようにするためにも有効なのです。
笑う門には福来る
負のスパイラルというものが存在するということは、プラスの連鎖も存在するということです。
昔の人は「笑う門には福来る」と言っていましたが、あれはまさにそういうことだと思います。
現実社会でも、いつも楽しそうにしている人にはやっぱりいいことが起こるし、彼らはもれなく幸せそうに見えます。
だから普段から日常の中にある「小さないいこと」に意識を向け、そのことに精一杯感謝するのがいいと思います。
そうすると、自然と笑顔になってきてさらにいいことが引き寄せられるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。