潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

指摘、批判、非難、悪口



僕も含めて数多くの情報発信者が「ネガティブな発言をする人とは距離を置きましょう」という旨の情報発信をしています。

 

最近ではこの考え方も常識になりつつあり、

「ネガティブな言動がどれだけ人生にマイナスをもたらすのか」

ということを理解している人が増えてきたように思います。

 

とはいえ、自分にとって都合の悪い発言をすべてネガティブなものとしてとらえるのは非常に危険な考え方です。

 

僕自身もそれでたくさん失敗をしてきました。

 

相手は良かれと思って指摘してくれたのに、

「否定された」と思って猛烈に反発して

相手を傷つけてしまったのも一度や二度ではありません。

 

自分に都合の悪い発言を何でもかんでもシャットアウトしてしまうと、

人生においてとてつもなく大きな損をすることになります。

 

いつまでたっても自分の悪いところを改善することができず、

良き指導者が離れていくことになるからです。

 

反発するのは自信がない証拠

僕自身の経験を振り返ってみてわかることは、

相手の指摘に猛烈に反発する人はえてして自分に自信がない人であるということです。

 

自信がある人は他人からの指摘にも素直に耳を傾けます。

 

自分のことを信頼しているからこそ、

他人から指摘されたぐらいで自信が揺らぐことがないからです。

 

自信のない人は外部からの攻撃で簡単に揺らぎます。

 

自分の芯がしっかりしていないから安定せず、

ちょっとしたことで簡単にゆらいでしまうから、

それを阻止するために反発してしまうのです。

 

指摘、批判、非難、悪口

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多くの人が「ネガティブな発言をする人とは距離を置きましょう」と言っているのは、

非難や悪口を言う人のことを指しています。

 

これらと指摘を同じものとして混同して考えてしまうと、

自分の成長は止まり重要なアドバイスをくれる人がいなくなってしまいます。

 

指摘

 

指摘というのは相手のことを考えた発言です。

相手に良くなってほしいという思いがあるということです。

 

受け手のとらえ方次第では傷ついてしまうこともありますが、

基本的には相手を傷つける意図はありません。

 

後述する他のものと違い、意識のベクトルが相手に向けられているのが特徴です。

 

批判

 

指摘よりももっと発言者の主張が強いものが批判です。

批判は他人を攻撃する目的の場合もありますが、

指摘というよりは自己主張の側面が強いです。

 

日本語のクレームはこれに該当します。

 

クレーム(Claim)とは英語で「主張」や「要求」を意味します。

 

このことからもわかる通り、他人に対して優位性を確保するためや、

自分の利益を確保するための言動である場合がほとんどです。

 

ちなみに英語でクレームを表現する場合は、

Complain(不満を言う)という単語を使います。

 

非難

批判は単なる自己主張だとお伝えしましたが、

ここに他者を攻撃するニュアンスが加えられると非難になります。

 

非難という行為の目的は他者を否定することです。

 

そこに「相手に良くなってほしい」という意図はありません。

ただ攻撃をしたいだけです。

 

悪口

相手に直接伝えるのではなく、本人のいないところで他人を非難することを悪口と言います。

 

非難は「自分が嫌われるかもしれない」というリスクがあるのに対し、

悪口は嫌われずに他人を攻撃して鬱憤を晴らすという愚行です。

 

安全地帯から攻撃しているような状態です。

 

他人のことを悪く言っているにもかかわらず、

自分は嫌われたくないという何とも卑怯なやり方です。

 

その人のことが気に入らないなら直接言えばいいだけのこと。

 

それを陰でこそこそ悪口を言うというのは、

単なる負け惜しみでしかありません。

 

改善点を見るか問題点を見るか

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前述した4つの概念の決定的な違いは、

改善点を見ているか問題点を見ているかです。

 

批判は状況により問題点を見ている場合もありますが、

基本的に指摘や批判は改善点を見ている場合がほとんどです。

 

それに対し非難や悪口は問題点しか見ていません。

 

相手に改善してほしいわけではなく、ただその人の落ち度を攻撃したいだけです。

 

こうなってしまうと、相手の悪いところしか見えなくなり、

スコトーマが発生して他人の良い部分が見えなくなります。

 

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他人の良いところが見えなくなるってとても恐ろしいことですよ。

 

他人から学ぶことができなくなるし、

悪い部分しか見えないので常にイライラしたり怒りを感じることになるからです。

 

相手に不利益を与えているように思えますが、

実は特大ブーメランとなって自分が損をするというオチです。

 

否定的な発言が多い人の特徴として、感謝の言葉が少ないというものがありますが、

物事のポジティブな面が見えていないから感謝できないのはある意味当たり前であるとも言えます。

 

見極めが大切

 

僕はサービス業をやっていた時に不思議に思うことがありました。

 

「単なるわがまま」と「クレーム(正当な主張)」の区別ができない会社が非常に多いということです。

 

単なるわがままに「申し訳ございません」などと頭を下げる必要はないんです。

そういう人に屈してしまうと大体金銭的な要求に持ち込まれて終わりです。

 

相手の主張が的を射ているなら謝罪するのは当然ですが、

あきらかな言いがかりなのであれば相手にすべきではありません。

 

そこで失うコスト(時間や労力)は計り知れないからです。

 

この見極めがきちんとできなかったから、

日本の多くの企業は疲弊してしまったのだと思います。

 

残念ながら世の中にはただ文句を言いたいだけの人が一定数存在するのです。

その人々をまともに取り合うからますます増長させてしまうのです。

 

個人であれ企業であれ、指摘・批判・非難・悪口の見極めは極めて重要です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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