今日はお金を受け取ることにメンタルブロックを感じる人に向けた記事になります。
世の中の大半の人はお金を受け取るということに対して、何かしらの罪悪感を感じています。
この罪悪感は自分でビジネスをしている人は、一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
自分のサービスに自信を持てないときなどは、必要以上に価格を安くしてしまったり、時には無料でサービスを提供してしまうことがあります。
しかし、その生き方を続けていると必ず苦しくなる瞬間がやってきます。
これはお金を受け取る罪悪感が生むブレーキ(メンタルブロック)が原因です。
経済的豊かさを引き寄せたいと思っているのであれば、このメンタルブロックを解除する必要があります。
このメンタルブロックが潜在意識の中にある限り、無意識にお金を受け取らないようになってしまうからです。
「奪う」という罪悪感
なぜお金を受け取ることに罪悪感を感じるかというと、そこに「奪う」という意識があるからです。
お金だけに限らず他人の所有物を「奪う」ことを想像すると、大半の人は罪悪感を感じるはずです。
詐欺師が(一時的に)大きなお金を稼ぐことができるのは、この罪悪感がない(少ない)からです。
お金の流れを意識すると、「お金とは世の中を流れていて一時的に自分のところを通過しているだけ」ということが見えるようになります。
この記事の中でも「お金の流れを意識する」ということについて言及しておりますので、よろしければ読んでみてください。
あなたのところにやってきたお金ももともと誰かが持っていたものです。
そして、そのお金もやがて誰かのところに流れていきます。
その意識を持てるようになると、お金を受けとる時に「奪っている」という罪悪感を感じづらくなります。
罪悪感がなくなったからといって、「詐欺師のようにお金のために悪いことをしてしまうかもしれない」という心配をする必要はありません。
そのためにはあるマインドセットを持っておく必要があります。
価値を提供する
世の中に価値を提供すればするほどお金は増えていきます。
価値を提供するとは言い換えると、「人を喜ばせる」ということです。
僕たちはお金を受け取っているのは、世の中の誰かの役に立つことをしているからです。
そして、喜ばせるレベルが高く、喜ばせる人数が多いほど経済的豊かさを引き寄せやすくなります。
「お金を稼ぐ=価値の提供」というマインドセットをしっかりと持っていれば、人をだましてお金を手に入れるという思考にはならないはずです。
お金は愛
僕は数年前に祖母を亡くしました。
日本の田舎で育ったので、僕の家は3世帯家族で祖母とは僕が大学進学で都会に出るまで一緒に暮らしていました。
僕が大学で都会に行ったときも、就職したときも、海外で暮らすことになったときも、心配しながらも応援してくれた優しい祖母でした。
祖母が他界したとき、母親から「おばあちゃんがあなたのために貯めていたお金があるから」と、多額のお金を銀行に振り込んでくれました。
僕は3人兄弟で、僕だけでなく兄や弟にも同じようにお金を貯めてくれていたようです。
「お金があるから助かった」ことって人生にたくさんあると思います。
それってつまり、お金に「守ってもらった」ということと同じ意味です。
親が子や孫にお金を残すのも、そこに愛があるからだと思います。
当時はただ「たくさんのお金をもらった」ぐらいにしか感じていませんでしたが、今ではそのお金に愛を感じ、大切に使おうという意識を持つようになりました。
親が子供に仕送りをするのも同じことだと思います。
子供が「お金がないことで苦労することがないように」という親の愛情の表れです。
僕たちがお金を払うとき、それは価値を提供してくれた人たちへの「感謝」を具現化したものであると考えることもできます。
「感謝」と「愛」は非常によく似たポジティブなエネルギーです。
「お金を受け取ることができない」ということは、「他人からの感謝や愛を受け取ることができない」と言っていることと同じです。
そう考えると、「お金を受け取る」ことに対してのメンタルブロックが外れてくるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。