みなさんは食事をしているとき、どんなことを考えていますか?
何も考えずに無心で食事をしている人もいれば、テレビやスマホを見ながら食事をしている人、頭の中が仕事の憂鬱でいっぱいになりながら食事をしている人など様々だと思います。
一般的に人間というのは1日に3回食事をとります。
ということは、1年間で合計1000回以上食事をするわけです。
もし食事をするときに豊かさを感じるようにしていたとしたらどうでしょうか?
1年間に約1000回も心に豊かさを感じる機会を持っていれば、人生は絶対変わると思いませんか?
よくよく考えてみると
僕たちは普段「お金がない」とか「もっとお金があればなあ」ということばかり考えています。
しかし、それを考えたところでお金が増えるわけでもなく、むしろ不足に意識を向けることで「お金がない」状況を引き寄せてしまっている(つまり現状のまま)ことになります。
でも「お金がない」というのは、誰かとの比較である場合がほとんどです。
しかも、その比較というのは自分よりも収入が多い人、特にお金持ちと言われる人と比較している場合が多いです。
でも客観的に見て本当に自分はお金がないのでしょうか?
自給自足の生活をしていない限り、現代社会では生きていくのにお金が必要になります。
つまり、今生きているということは必要なお金は持っていたということです。
よくよく考えてみると、1日3回ちゃんと食事をとることができて、雨風凌げる家があって、着る服があるということは、もうすでに満たされていることに気づきます。
なんかそれだけで十分な豊かである感じがしてきませんか?
「お金がない、お金がない」と騒いでいた割には毎日ちゃんと3回食事とってるよなぁって気づくと思います。そうすると、「他に必要なものって何かあったっけ?」と思うようになります。
今の日本では衣食住が整っているだけでなく、車やテレビ、スマホなどを持っている家庭がほとんどだと思います。
それって豊かを通り越して贅沢ですよ。
だって車やテレビやスマホがなくても人間は生きていけるわけですから。
それが充分思考です。
お金がないのではない
「お金がない」と言っている人は実際にお金がないわけではありません。
生活するお金がないのではなく、贅沢をするお金がないというわけです。
しかも、その贅沢も自分が心から欲しいと思っているものではなく、大抵は他の人が持っているから何となく自分も欲しいと思い込んでいるだけのものです。
長くなるので説明は省きますが、この宇宙では自分に必要なものはすべて手に入るようになっているのです。
仮に年収200万円の人がいたとして、その人が一時的に職を失ったとします。
でもその人は年収200万円の別の仕事を見つけることがすぐにできます。
なぜならその人にとって年収200万円は(生きていくために)必要だからです。
でも年収500万円は必要じゃないからやってこないのです。
今それを持っていないということは、「今」それが必要でないということです。
だからといって今後手に入らないという意味ではありません。
もし仮に貧しさを持っているのであれば、それはあなたに必要だから自分が引き寄せたのです。
そこから、その貧しさをバネに這い上がっていくのか、そのメッセージに気づかずそののままの生活を続けるかは本人次第です。
「(贅沢をする)お金がない」と言っている人のところには、お金がやってくることは難しいでしょう。
なぜなら、お金とは「よりたくさんの人のためにお金を使える人」のところにやってくるという特徴があるからです。
「じゃあ詐欺師はどうなんだ?」と思う人がいると思います。
詐欺師は人を騙すことに罪悪感がない(少ない)人たちのことです。
つまり、お金を稼ぐことに対してメンタルブロックがないんです。
だから、お金がやってきやすいのです。
でもお金もバカではありません。お金は一時的に彼らのところに行くことによって、彼らを社会的に抹殺してくれるのです。
詐欺師というのはだいたい捕まりますよね。甘い蜜を吸えるのは本当に限られた時間だけです。
もしお金が彼らのところに(大量に)いかなければ、社会に悪がはびこり続けることになります。
そういう存在を社会から消し去るために、お金は(一時的に)詐欺師のところへ行くのです。
すべてはあなたのため
話が逸れましたが、食事をする時に今ある豊かさをいちいち意識してみてください。
食事と言うのは毎日するものですから、習慣化するのに適しています。
別に食事している間ずっと豊かさを感じる必要はありません。5分でもいいです。
あなたの家にある食材は誰かがあなたのために作ってくれたものです。
肉も野菜も卵も牛乳も、誰かがあなたのために労働してくれたから、今あなたの家にあるのです。
それってすごいことだと思いませんか?
「この食材は誰かが自分のために作ってくれた」と思うと、とてつもなく心が満たされ感謝の気持ちが湧いてきます。
確かにその食材はあなた「だけ」のために作られたわけではないし、生産者側もそんなことはまったく意識していないと思います。
でも、結果的にあなたのところにやってきたということは、あなたのためにそれを作ってくれたということと同じことです。
これがビリオネアマインドです。
もちろん食材だけではありません。
服も靴も車も、あなたのところにあるということは「誰かがあなたのために作ってくれた」からです。
すべてあなたのためです。
そう考えると「もうすでに自分は豊かである」と思えるようになるのではないでしょうか?
良く考えてみて欲しいのですが、仮に億万長者になったとして毎日の食事の内容が大きく変わりますか?
毎日フランス料理やステーキや寿司ばかり食べていたら、さすがに飽きます。
普段普通の食事をしているから、たまにそういうものを食べたときに喜びを感じるのです。
お金持ちになっても、普段の食事はせいぜいおかずの数が増える程度でしょう。
だとしたら、お金持ちになっても大して変わりませんよね。
すでに車を持っている人が、お金持ちになって高級車を買いたいと思ったとします。
でも、高級車をかったところでスピードが速くなるわけではありません。
移動手段としての車の役割は今の車で十分なわけです。
「(贅沢をするための)お金がほしい」と思うから欠乏感にかられ、常に「お金がない」と思い込んでしまっているだけです。
いちいち豊かさを意識してみてください。
自分に必要なものはすべて手に入れていると気づくはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。