潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

実は記憶喪失なんです



僕は自分で言うのもなんですが、変化の激しい人生を送ってきました。

 

長くなるので詳しい説明は省きますが、

実は過去のことをほとんど覚えていません。

 

「忘れた」というよりは「覚えていない」という表現のほうがしっくりきます。

 

添乗員(ツアーコンダクター)として日本全国、世界各地を旅したり、

ベトナムシンガポールに住んでいたこともあるのですが、

その時の記憶はほとんど残っていません。

 

妻と会話をしていても当時のことをほぼ覚えていないので、

「そんなことあったっけ?」ということばかりです。

 

ひょっとしたら、過去の記憶がないというのは珍しいことではないのかもしれませんが、妻ははっきりと覚えているのでおそらく僕が変なのだと思います。

 

僕なりに「なぜ覚えていないのか」ということに対する答えは持っています。

 

今日はその理由について書いてみたいと思います。

 

 

 

過去の記憶がほとんど残っていない理由

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僕が学びの元にしているある人が、僕と同じように「過去の記憶がほとんどない」と言っていたのですが、その理由は僕が持っていた答えとほぼ同じでした。

 

その人が言っていたのは、「いつも未来のことばかり考えていたから」ということです。

 

僕の場合は必ずしも未来だけではありません。

過去や現在のこともすべて含まれます。

 

本質は時間軸ではなく、「今ここ」を感じていなかったことだと思います。

 

僕はいつも考え事をする癖があります。

昔はネガティブなことばかり考えることが多かったように思います。

 

どこかの記事でお話ししましたが、

思考は過去にも未来にもタイムスリップすることができます。

 

素晴らしい景色を見ていても、おいしいご飯を食べていても、

他のことを考えていたら「今ここにあらず」状態になります。

 

昔の僕は何をしていても仕事のことばかり考えていました。

 

今この瞬間を感じることをしていないので、

その時のことをほとんど覚えていないのだと思います。

 

五感が働くと記憶に残りやすい

 

五感が強く働いた体験は強烈に記憶に残ります。

 

逆に五感がほとんど働かなかった体験は記憶に残りづらくなります。

 

五感というのは常に働いていますが、

自分の思考の焦点によって「感覚が消える」ことがあります。

 

例えば、あなたは今服を着てこのブログを読んでいると思いますが、

服が皮膚に当たる感覚は常に感じていたでしょうか?

 

意識を向ければ服が皮膚に触れる感覚は感じられると思います。

 

しかし、意識していないとその感覚は消えてしまうのです。

 

これは脳の働きによるものです。

 

すべての感覚情報が脳に入ってきてしまうと、

膨大な情報を処理しきれず脳がパンクしてしまいます。

 

そうならないために、重要度の低い情報はシャットアウトされるようになっているのです。

 

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この記事の中で「空港のアナウンス」を例に解説しています。

 

空港のアナウンスというのは基本的に聞き流しているので、

耳に入ってくることはありません。

 

しかし、自分の名前が呼ばれたとたんにそのアナウンスが耳に入ってくるようになります。

 

これも情報の重要度が変わったために起こる現象です。

 

覚えていないのは存在しないのと同じ

認知科学の世界では、「認知されないものは存在しないのと同じ」と言われています。

 

例えば、僕のことを知らない人にとって、

僕は「存在していない」のと同じことになります。

 

量子力学で「観測問題」という実験がありますが、

あれも言わんとすることは同じです。

 

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したがって、「記憶にない」ということは、「存在しない」のと同じであると言えます。

 

今この瞬間を最大限に味わう

自分の人生が終わりを迎える瞬間に、

ほとんど何も覚えていなかったら悲しいですよね。

 

そうならないためにも、今この瞬間を最大限に楽しむ必要があります。

 

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過去の後悔や未来への不安を感じていても人生は好転しません。

 

考えるだけ時間の無駄なのだから、

そんなことは考えずに今この瞬間を楽しんだ方が絶対に得です。

 

いつもは考え事しながら食べていたご飯も、

意識を集中して味わうと「こんなに美味しかったのか!」と気づくはずです。

 

ありふれた出来事だから記憶に残らないのではありません。

五感を働かせて感じる体験をしていないから記憶に残らないのです。

 

もしめちゃくちゃおいしいご飯だったら、

いつもと変わらぬ食事だったとしても、

強く記憶に刻まれるでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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