イライラの原因はすべて自分にあります。
何か外的要因があってイライラしていると思いがちですが、
きっかけは外的要因だったとしても原因はすべて自分です。
どうでもいいような些細なことにイライラする人もいれば、
何をされてもまったく怒らない人もいます。
つまり、出来事そのものが問題なのではなく、
受け取る側の姿勢に問題があるいうことです。
イライラする人は反応する生き方の人
「○○のせいでイライラする」
と考えている人は「反応する生き方」の人です。
反応する人は出来事によって自分の在り方が変わります。
反応しない生き方をしている人は、
どんな出来事が起こっても自分の在り方は一定です。
仮にイライラするような出来事があったとしても、
「イライラしない」という反応も選択できるはずです。
イライラしないための対処法
イライラしないための対処法は、
すべての原因は自分の中にあるということを認識することです。
冒頭でもお伝えしたように、
同じ出来事があったとしても人によって反応は異なります。
出来事そのものは「刺激」でしかなく、
その刺激に対する反応は自分で選択することができます。
他責的思考でなんでも人のせいにする人は、
イライラしやすい傾向にあります。
「○○のせい」=「○○が悪い」ということです。
そのように考える人は被害者意識が強く、
イライラの原因は他人にあると考えます。
「アイツが悪い」と考えれば考えるほどイライラするものです。
まずはその思考パターンから変えなければなりません。
イライラの代償
イライラのもたらす代償は計り知れないぐらい大きいです。
イライラの感情を感じることによって、
今この瞬間を台無しにしてしまいます。
せっかく時間を使うなら楽しい気分でいるほうがいいのに、
自らその時間を嫌な気分で過ごすという選択をしてしまっています。
イライラは派生するので周りの人間にも悪影響を及ぼします。
自分がイライラすれば周囲の人間がイライラし、
やがてそのイライラは自分に返ってきます。
怒りという感情は人間からエネルギーを奪います。
1日に使えるエネルギー量は決まっているので、
エネルギー切れを起こしたら何も行動できなくなります。
思考のクリエイティブさもなくなります。
意志の力が必要になるような新しいチャレンジは、
エネルギーを大量に消耗します。
先延ばしをしていつまでたってもできないのは、
エネルギー切れが原因かもしれません。
それは人生にとって大きな損失と言えます。
イライラすることによってデメリットはあっても、
メリットは何一つありません。
わざわざ地雷を掘り起こさない
過去に起こった出来事を引っ張り出して
イライラする人も少なくありません。
もう終わったことなのだから放っておけばいいのに、
自ら地雷を掘り起こして自爆しに行ってしまうのです。
過去の出来事を掘り起こすことによって、
わざわざイライラのエネルギーを増幅させているのです。
落とし穴をやり過ごしたのに、
わざわざ戻って自ら落とし穴に落ちるようなものです。
なぜ過ぎ去ったことをいちいち掘り返すのでしょうか。
しかも自分の気分を害するような出来事を。
そんな出来事は過去に封印しておけばいいのに、
わざわざその封印を解くことで今という瞬間まで台無しにしてしまいます。
まとめ
結局すべてのイライラの原因は自分自身にあります。
外的要因はただのきっかけ(刺激)でしかなく、
それに対する反応は自分で選択することができます。
イライラすることによって数々のデメリットがあります。
その反応を選択しても何一つ得することはありません。
出来事によって自分の在り方を左右されるのではなく、
自分の在り方(反応)は自分で決めるという姿勢でいれば、
イライラすることはなくなるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。