あなたは成功する人と成功できない人の違いは何か知っていますか?
それは考え方です。
成功する人はうまくいく考え方をしているから成功するし、
成功できない人はうまくいかない考え方をしているから成功できないのです。
要するに考え方が真逆だということです。
多くの人は「何をやるか」が成功要因だと考えていますが、
実は「何をやるか」よりも「どうやってやるか」のほうが重要なのです。
ちょっとエクササイズをやってみましょう。
あなたは電車の車内販売をする人です。
そして売り上げは社内でダントツトップです。
この場合、果たしてあなたはお金持ちになれるでしょうか?
答えはのちほど発表します。
何をやるかではなく、どうやってやるか?
僕の勝手な推測ですが、ほとんどの人は先ほどの質問に「NO」と答えたのではないかと思います。
失礼な話になってしまいますが、
どう考えても電車の車内販売ではお金持ちになることは不可能だからです。
このように考えた人は「何をやるか」で物事を判断している人です。
実は先ほどの質問の答えは「YES」なんです。
確かにそのままその会社に在籍し続けて車内販売員として働き続けたら、
お金持ちになるのは難しいかもしれません。
でも独立して「売り上げアップコンサルタント」や「マナー講師」など、
個人事業主として働けばお金持ちになることは簡単にできます。
それほどの実力があればいくらでも需要があるでしょうからね。
アメリカでは普通の家政婦が億万長者になったというエピソードもあります。
これも「何をやっているか」だけでしか判断できない人は、
とても想像がつかないと思います。
実はその家政婦は億万長者の家で働く家政婦で、
その億万長者には子供がいなかったのです。
その億万長者は、亡くなる際にすべての財産を家政婦に相続するように遺言を残したそうです。
「何をやるか」だけで判断してしまうとチャンスを逃してしまうことになります。
「自分は普通のサラリーマンだから成功などできるはずがない」
こういう風に考えてしまったら、できない理由(言い訳)ばかりが見えるようになり、
できる理由が見えなくなってしまいます。
できる理由がスコトーマ(盲点)となって見えなくなってしまうからです。
そして可能性の扉が閉ざされてしまいます。
上手くいく人は「どうやったらできるか?」だけを考えます。
脳は検索エンジンのような働きをする性質があるので、
「どうやったらできるか?」という質問を投げかけると、
成功するために必要なものが見えるようになります。
これはRASがフィルターのような働きをするからです。
成功する人の時間軸
前置きが長くなりましたが、何を言いたかったかというと、
成功する人は普通の人と考え方がまったく違うということです。
当然時間に対する認識も違います。
長期的視点
ほとんどの人は1月単位で考えるのに対し、
成功する人々は1年、3年、5年と言ったように長いスパンで物事を考えます。
普通に考えたら当たり前ですよね?
仮に今月億万長者になっても、その後大失敗してド貧乏になったら意味がないわけです。
彼らはそれがわかっているから、目先のお金を追わず長期的に資産を構築することを考えるのです。
時間軸の解釈
ほとんどの人は過去から未来へ向かって時間が流れていると考えています。
だからこそ、過去を基準に物事を判断してしまうのです。
「何一つ成功したことがない自分が成功できるわけがない」
と言ったような感じです。
もしくは、
「あいつは知識もスキルもないから社会に出てもうまくいかない」
これも他人の過去を基準に考えている人の発言です。
そう、僕たちは自分や他人の「過去」を見てジャッジをしているのです。
このブログでは何度かお話ししましたが、
過去と未来はつながっていません。
多くの人は過去と未来がつながっていると考えているからこそ、
過去うまくいかなかったから未来もうまくいかないと考えるのです。
もしあなたがそのように時間軸を解釈しているのであれば、
その考えは今日で捨ててください。
過去と未来は何の関係もありません。
パラレルワールド
例えばあなたはグータラ人間で、いつも家でテレビを見てゴロゴロしていたとします。
あなたは将来的に経済的成功を収めることはできるでしょうか?
普通に考えたら不可能だと思います。
でも、行動を変えれば未来は変わるんです。
昨日まではグータラだったかもしれませんが、
今日から必死に勉強を続ければ未来の自分は成功している可能性が高いです。
仮に1日1冊本を読んだとしたら年間365冊です。
それを10年間続けたら3650冊の本を読んだことになります。
それだけ本を読んでいたら成功しないほうがむしろ不自然です。
パラレルワールドという概念がありますが、
僕たちの前には目に見えない扉が無数に存在しています。
一番手前の扉は「サボってだらだらする」という扉で、
一番奥にある扉は「1日1冊本を読む」という扉です。
どの扉をあけるかは自分で選択できます。
一番手前の扉を開けた未来の自分と一番奥の扉を開けた未来の自分が、
別の人間になっていることは想像に難くありませんね。
それがパラレルワールドです。
未来は過去と繋がっているのではなく、
今この瞬間に存在しているのです。
時間は未来から過去へ流れている
時間は未来から過去へ流れていると聞いたら、
あなたはどう感じますか?
衝撃的ですよね。
でもこの考え方は立証されつつあります(苫米地博士の著作にも出てきます)。
目盛りのある定規をイメージしてください。
その上に今の自分と未来の自分が立っています。
例えば今が朝の8時だとします。
そうすると昼12時の自分は4時間先にいることになります。
朝の9時になると先ほどよりも1時間分距離が小さくなりました。
未来の自分が1時間分近づいてきたということです。
時間が経つごとに未来の自分が近づいてきます。
そしてお昼の12時を過ぎると自分を通り過ぎて後ろ(過去)へ行ってしまいます。
このように考えると、未来から現在に向かって時間が流れていると解釈することもできます。
ほとんどの人は何かに挑戦しようとするときに、
「自分には知識もスキルも経験もない。だからうまくいくはずない」
と決めつけて挑戦することさえせずに諦めてしまいます。
例えばあなたがコンサルタントを目指していたとします。
でも、今の自分には知識もスキルも経験もありません。
もしあなたが過去を基準に判断する人間なのであれば、
この段階で諦めてしまいます。
しかし、(成功している)未来の自分を基準に考えられる人は、
このように考えます。
「知識やスキルや経験がないのであれば今からつければいい」
今の自分には何もなくても必死に勉強して実践を繰り返せば、
やがてできるようになる日がやってくるわけです。
「1年後に年収1000万円だとすると、半年後の自分は年収500万円ぐらいにはなっているはず。ということは3か月後の自分はこれぐらいの知識と経験を持っている必要がある」
このような感じで成功している未来の自分から逆算して行動をするようになります。
まとめ
今の自分に何もなくても気にしないでください。
何もなければ今から身に着ければいいだけです。
過去の自分がどうだったかは一切関係ありません。
未来を変えたければ今から行動を変える。
ただそれだけです。
非常にシンプルです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。